暖かい冬である。適当な湿度と暖かい太陽に恵まれて、草はどんどん成長する。
暖かさに連れられて、カメムシも姿を見せる。このまま温かくなると大繁盛しそうな気配である。
裏庭には、どんぐりの実が大量に落ちている。例年より多く感じる。
その整理をしようと箒を持ち出した。砂地の場所は、草を抜きながらどんぐりの実も拾う。
セメントを塗っている場所は、箒で掃き集めようとすると、
どんぐりコロコロ どんぐりこ 小溝にはまって さあ大変
大変なのは、どんぐりではなくて自分である。
水の中であるからうまいこと行くと、どんぐりは芽を出すことができる。
ブー子さんは、冷たい水の中に手を入れてどんぐりを取り出し、処理しなければならない。
水の冷たさよりは、一つずつ拾うことを選んだ。拾ったどんぐりは焼くことにする。
明日は残りのどんぐりを拾う。
我が家の裏山は、猪鹿が食べ散らかしているのであろうが、裏庭には忍び込んでこない。
上手に飼いならしたら、どんぐりの実や草を食べるであろうか?