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2023 7/29の拝観報告1(京都市中央市場 水産棟 早朝せり見学)

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写真は、早朝のせりの模様。

7月最後の土曜日です。
この日は早朝4:30起きです。

4:45に車で自宅を出て、5:05にやって来たのが京都市中央市場 水産棟です。
7/15の昼間に見学施設に来ましたが、そうしたら「どうしてもせりが見たく」なりましたw
まあいつでもいいんですが、冬になるよりも夏の方が
・朝寒くない
・早朝の運転でも外が明るい
ので、早々に来ることにしました。

1度来ているので、迷うことがなかったのはよかったです。
到着して2階の窓から下を見ると、もう準備万端でした。

そして5:20頃からですね、せりが始まるのは。
せりが始まる一角では、ガラガラの抽選に当選した時のような鐘が「カラン、カラン」となるので、すぐに分かります。
なお2階のガラス越しに見るんですが、1階の音もマイクで流れているので大丈夫です。

よく見ていると買う側はハンディーな黒板を持っていて、それに買い値を書いて売り手に見せています。
そして売買が成立すると売り手が紙に数字を2つ書いて、その紙を魚の発泡スチロールに放り込んで次への繰り返し。

どうやら紙に書いた数字の大きい方は、買い手の帽子の数字(要するに買ったの誰)。
小さい数字は買い値(なんぼで買うのか)のようですねw

せりの市場も大きくて、左右あちこちでやっています。
区画によって何が売られているかが違い、それも現地の入口に案内がありました。

5:45頃まで見ていましたが、どうやら6時ごろには終わるようです。

まずは朝からせりを見て、一旦帰宅して朝食を戴きました。

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山口書店

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写真は、外観。

山口書店は北白川にある出版社で、今の社屋は創業者 山口繁太郎の居宅でした。
山口繁太郎と同郷であった棟方志功のために、新棟を改修した建物が残っています。

アクセス
市バスの上終町・瓜生学園 京都芸術大学前のバス停で下車します。
京都駅方面から来た場合、来た道を1区画戻り最初の信号のない交差点を右折します。
約20m先の右手に山口書店があります。

正面左手の赤レンガの方が旧棟、右手が新棟です。
旧棟の方も最近リノベーションされ、 2022年11月からISBN8411という喫茶として午後から営業しておられます。
通りに面したアーチ状の窓が印象的です。

新棟の方は現在社屋なので内部は非公開ですが、まいまい京都のモダン建築祭オフィシャルクラブ限定ツアー 「建築史家石川さんと、通常非公開の北白川モダン邸宅めぐり」で内部を拝見しました。

玄関を入ると廊下があり、船底天井になっています。
廊下の左手前に応接間、その奥に2階への階段、さらに奥の左手には廊下が続き、玄関正面の突き当りは食堂・台所です。

応接間や廊下は民芸建築なので、床や側面の木部は黒色、梁、柱や天井の
竿縁が太いです。

廊下を奥へと左手に進むと、また右に廊下が折れます。
折れた左手に6畳間、さらに廊下の奥の右手には浴室、隣にお手洗いがあります。
かつてはこれらの襖や扉には棟方志功の作品が入っていましたが、今はイタリアの美術館に所蔵されています。

2階に上がります。
階段を上がって右正面に6畳間があります。
天井が屋根の傾斜に合わせてやや斜めになっています。
廊下の右手手前には洋間があります。
そして廊下の左手前側に床の間のある8畳間があり、棟方志功はここで制作活動をしていたそうです。


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