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百萬遍知恩寺 瑞林院(百萬遍散策7)


写真は、庫裏と「當山隠室」の石碑

瑞林院は百萬遍知恩寺にある塔頭で、織田信長の4男羽柴秀勝がお祀りされています。

アクセス
市バスの百萬遍で下車し、百萬遍の交差点の北東角に大きな百萬遍知恩寺があります。
今出川通沿いにある表門から入ると、正面奥に御影堂が見えます。
この境内の右手に沿って奥に進み、御影堂のほぼ横に瑞林院の表門があります。

こちらは1592年に織田信長の4男(織田信忠、北畠信雄、神戸信孝に次ぐ)、羽柴秀勝(羽柴秀吉養子)をお祀りするため創建されました。
かつては知恩寺の歴代法主の隠居寺であった時期もありましたが、無住時代に多くの宝物や伝小堀遠州作の庭園も失ったそうです。

表門を入ると、左手に庫裏、右手奥に庭園が見えています。
また庫裏の前には「當山隠室」の石碑があり、隠居寺時代を思わせます。
右手奥の庭園は枯山水庭園で、築山の上には浅井、織田、豊臣、徳川に仕えた名鷹匠小林家鷹のお墓があります。

毎年3/15には京大落研の追い出し寄席がこちらで行われていますし、今回は2017年9/15~9/18まで、新調の襖絵が公開された際にお邪魔しました。

庫裏から入り1間を経た、奥の18畳間の襖絵が新調されたものでした。
河村武明さんという詩画家さんの作で、脳梗塞後遺症で右片麻痺や失語症などの後遺症がありながらも活躍されています。
3体の龍や星などがキラキラしたアクリル絵の具で描かれていました。
また奥の部屋に内陣があり、本尊の阿弥陀如来像がお祀りされていました。
また羽柴秀勝公像もあるそうです。




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