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願行寺


写真は、庫裏と本堂

宇治の木幡にある浄土宗寺院で、本尊の“霧隠れの弥陀”と“一夜彫りの石不動”が有名です。

アクセス
京阪電車とJR奈良線の木幡駅が最寄りです。
京阪の木幡駅を出て左へ約100m、JR木幡駅を出て右に進み、踏切とは反対に約120m進みます。
すると交差点に差し掛かるので、ここを京阪からは左へ、JRからは右へ進みます。
約50m先の左手に願行寺の表門があります。

表門の脇から入ります。
左手に庫裏、正面に本堂、本堂右手前に小さな不動堂、右手に鐘楼があります。
本堂の左手前には見事な枝ぶりの松があります。
不動堂には、“一夜彫りの石不動”がお祀りされています。
保元の乱後に崇徳上皇の怨念を恐れた平清盛が、一夜のうちに彫らせたものと云われています。

事前に連絡しておくと本堂内に入れます。
左手の庫裏から入り、右に進みます。
本尊は“霧隠れの弥陀”と云われる阿弥陀如来像です。
90cm程の大きさで真黒です。左右に勢至と観音菩薩がおられます。
以下のような伝説があります。
応仁の乱で寺が焼失した後、安土桃山時代に再興されました。
その際に夢で「鈴鹿峠へ向かい本尊を迎えよ」とのお告げがあったそうです。
そこで鈴鹿峠に向かうと仏像を背負った老人がいました。
そしてそれを受け取ると、にわかに霧が立ち込めて老人は消えていたそうです。
その老人は天照大神の化身だったということです。

また本堂の右手には、もう1体の阿弥陀如来像や薬師如来像もおられました。
こちらの阿弥陀如来像は、かつて木幡にあった藤原道長建立の浄妙寺の本尊だったそうです。

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