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金戒光明寺3 特別拝観1 山門、方丈、紫雲の庭(岡崎散策12)

写真は、紫雲の庭
ここからは定期的ではないですが、春や秋にたまに公開される特別公開です。
拝観料は800円です。
正面に釈迦三尊像、左右に十六羅漢像、天井には雲龍図が描かれています。
御影堂
御影堂に入り、拝観料600円を納めます。
運慶作の“文殊菩薩”や吉備真備の“吉備観音”が間近に見られます。
その後は“方丈”に移動します。
方丈の前庭は、一面白砂の枯山水庭園です。
最初の“謁見の間”は、松平容保公が謁見をされたお部屋で、公の座は2段高くなっていて、やや暗く威厳を感じさせるものでした。
次の間はその時々で様々な展示がされます。
さらに次は角にある“虎の間”で5体の虎が襖に描かれています。この虎の1体が、正面を向いてこちらを見ています。これは90度移動して見てもこちらを向いているように見える絵になっています。
さらに奥は“松の間”です。黒い立派な松の襖絵ですが、よくみると閉じた襖の2つ取っ手を目に見たてると、降り龍のように見えます。
松の間の正面が池のある庭園紫雲の庭で、降りてまわれます。
庭が法然上人の人生を幼少時代、修行時代、浄土開宗の3部に分けて表現したものです。
庭園の中央には、茶室が2つ並んでいます。
手前が6畳間の紫雲亭で、その奥に4畳半の花峯庵があります。
特別公開の際には10:00頃から、紫雲亭にて1,000円で呈茶もあります。
正面の貴人口の右手の屋根の内側に蹲踞があります。
茶室内部は左手奥に吉野窓、右手奥に床の間があります。
右手には縁があります。
苑路に沿って進むと、左手の大きな池が“鎧池”で熊谷直実が鎧を洗った池です。
庭園の遊歩道も昨年整備され、かなりきれいになりました。
庭園が大きいためか、庭の最奥の休憩所の前には2012年にご縁の道も造られました。
紅葉も見事です。
来られるなら、特別拝観時が是非おすすめです。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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特別拝観中でしたので、
謁見の間に「八重の桜」関連の展示がありました。
おばあさんになった八重さん、東大総長山川健次郎氏、12代松平保男氏はじめ会津会の集合写真や容保公の直筆など。
今回の上洛は
京都市美術館の竹内栖鳳展が目的だったのですが、京阪で京都入りして三条からバスに乗ろうとしたら、すでに満員でのれず・・運転手さん「次のバスも満員です」と無情なアナウンス・・・しかたなく歩きました。
平日ですよ。秋の京都 混んでますねえ
黒谷さんからの帰りはバスで丸太町まで行って地下鉄で京都駅に。
こういうルートの取り方も このブログに教えてもらいました。正しい使い方 その2 ってか(笑)
金戒光明寺 永運院にて
キッサコ ワンマンライブ in 永運院が行われます。
ボーカルユニットのようです。
前売り3000円。
禅の言葉「喫茶去」からのユニット名らしいです。