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大善寺 六地蔵

写真は、鐘楼(左)、地蔵堂(正面)と観音堂(右)
8/22~8/23の六地蔵めぐりで有名ですね。
この辺りが六地蔵と云われる所以が、まさに当寺院にあります。
アクセス
地下鉄東西線の六地蔵駅、JRの六地蔵駅、京阪の六地蔵駅で下車します。
地下鉄の場合2番出口から出ると、外環状線の終点に出ます。
ここを左折して右手に六地蔵総合病院を見ながら、山科川を渡り直進します。
やがて道は左に道なりに曲がります。正面の「餃子の王将」が目印です。
JRの高架下をくぐった左手に、「大善寺」があります。
駅から約160mです。
平安時代、小野篁に地蔵菩薩をお祀りするようにとの夢のお告げがあったそうです。
そしてこの地に6体の地蔵を安置したため、ここは六地蔵と云われているのです。
これは後に後白河法皇の命で、平清盛の手で都の出入り口6か所(六地蔵(大善寺)、鳥羽地蔵(浄禅寺)、桂地蔵(地蔵寺)、常盤地蔵(源光寺)、鞍馬口地蔵(上善寺)、山科地蔵(徳林庵))の六角堂に分散安置されました。
拝観料は無料です。
こじんまりしたお寺です。
左手には鐘楼があります。
地蔵堂に地蔵菩薩像がお祀りされており、小窓から見えます。
観音堂には千手観世音菩薩像がお祀りされています。
六地蔵めぐりの際は、これらのお堂は全部開放されます。
鐘楼は東福門院(徳川秀忠と江の子で、後水尾天皇の中宮)の寄贈です。
本堂は、勧修寺の宸殿を移築したものと云われています。
お願いすると本堂内でお参りができます。
本堂内陣には本尊の阿弥陀如来像が、左手奥には法然上人像、右手奥には善導大師像がお祀りされています。
また堂内右手には宸殿に設けられたものでしょうか、武者隠しもありました。
コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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「地蔵堂に地蔵菩薩像がお祀りされており、小窓から見えます」とありますが、そうでしたか。
小窓からとは言え、いつでも見れるのですか。
他の六地蔵はどうですか。分かりましたら、教えてください。
上善寺は小窓からよく見えます。先日、訪ねました。
六地蔵の建物は、どこも六角堂なのですか。なるほどと思いました。
気が付きませんでした。と言っても、訪ねたのは2ケ寺だけですが。
徳林庵:小窓から見えます。
地蔵寺:本堂正面扉の一部が開いているので見えます
浄禅寺:小窓から見えます。
源光寺:唯一、未訪問です。
でも、拝受後外へ出てきてカメラを向けると、ちゃんとポーズを取ってる?感じ。
犬が苦手な方はお気をつけを(相手のご機嫌次第でしょうが)。