太鼓門櫓で400年祭の期間中行われているのが、特別展『彦根城を世界遺産に』です。
世界文化遺産の暫定リストに登録されている彦根城ですが、なぜ世界遺産登録まで至っていないのでしょうか?
その理由を知る事で、世界遺産登録に一歩近付くかもしれません。
彦根城が世界遺産に登録されない大きな理由の一つに、既に姫路城が登録されているからだという話があります。実は世界遺産は一つの国で同一種類の登録を行う事ができない事になっています。
日本古来の風格を残したお城としての姫路城の規模や保存状態はまさしく日本を代表する建物で、彦根城より立派な事は自他ともに認めざるを得ないところです。
もちろん、彦根城は姫路城よりももっと魅力的なところは沢山ありますが、同じお城である限りは世界遺産にならないのです。
そこで、彦根城にあって姫路城にはないモノを合わせる事で彦根城の世界遺産登録が計画されているのです。
彦根城にあって姫路城にない物は何か?
その答えは城下町の現存具合です。
江戸時代は中山道の脇街道“彦根道”となっていた立花通り近辺は昔の建物が多く残っています。
他にも、善利組足軽屋敷が立ち並ぶ地域や、花しょうぶ通り商店街の地域など、多くの場所で古い建物が残っていますし、城内では西郷屋敷や木俣屋敷、馬屋などの貴重な建物も現存しています。
彦根城の世界遺産は、彦根城とその城下町全てを含めて行われるべきモノなのです。
しかし、古い建物よりも新しい建物の方が使い易いのも現状ですので、残念ながら昔ながらの建物は減りつつあります。
彦根城の世界遺産登録は、市民全体で協力して始めて実現されるモノなんですよ。この特別展からそんな事も知ってくださると幸いです。
また、太鼓門櫓櫓には、常設されている彦根城の模型があり、目を惹きます。
そして、以前に書きました弥千代の物語に因んで高松市との姉妹城都市の提携を行った時の提携書も展示してありますので、こちらも観ていって下さいね。
世界文化遺産の暫定リストに登録されている彦根城ですが、なぜ世界遺産登録まで至っていないのでしょうか?
その理由を知る事で、世界遺産登録に一歩近付くかもしれません。
彦根城が世界遺産に登録されない大きな理由の一つに、既に姫路城が登録されているからだという話があります。実は世界遺産は一つの国で同一種類の登録を行う事ができない事になっています。
日本古来の風格を残したお城としての姫路城の規模や保存状態はまさしく日本を代表する建物で、彦根城より立派な事は自他ともに認めざるを得ないところです。
もちろん、彦根城は姫路城よりももっと魅力的なところは沢山ありますが、同じお城である限りは世界遺産にならないのです。
そこで、彦根城にあって姫路城にはないモノを合わせる事で彦根城の世界遺産登録が計画されているのです。
彦根城にあって姫路城にない物は何か?
その答えは城下町の現存具合です。
江戸時代は中山道の脇街道“彦根道”となっていた立花通り近辺は昔の建物が多く残っています。
他にも、善利組足軽屋敷が立ち並ぶ地域や、花しょうぶ通り商店街の地域など、多くの場所で古い建物が残っていますし、城内では西郷屋敷や木俣屋敷、馬屋などの貴重な建物も現存しています。
彦根城の世界遺産は、彦根城とその城下町全てを含めて行われるべきモノなのです。
しかし、古い建物よりも新しい建物の方が使い易いのも現状ですので、残念ながら昔ながらの建物は減りつつあります。
彦根城の世界遺産登録は、市民全体で協力して始めて実現されるモノなんですよ。この特別展からそんな事も知ってくださると幸いです。
また、太鼓門櫓櫓には、常設されている彦根城の模型があり、目を惹きます。
そして、以前に書きました弥千代の物語に因んで高松市との姉妹城都市の提携を行った時の提携書も展示してありますので、こちらも観ていって下さいね。