雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

河井寛治郎記念館

2013年05月17日 | 京都散策
記念館に再訪



五条坂の
民家の中に



稀代の陶芸家の記念館が在る



中国・朝鮮の陶磁の名作に倣い
かつ
科学的研究を取り入れた



技巧華やかな作品を
世に紹介した作家



どの作家にもある
自身の作品との葛藤を経て



作風は
実用的な陶器制作へと移ってゆく



実用的で簡素な造形
そこに加わる
釉薬の技術



美しい発色の器は
当時の人々の心を射止めたと云う



現在在る記念館は



室戸台風で損壊した自宅改装の折
登り窯ような構造をした窯を併設し
1937年に完成させたものである



通りからは想像できない
記念館の中にある窯



何度も訪れたくなる記念館である
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする