晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

百鬼夜行(4) 8/9

2013-08-10 | 日記・エッセイ・コラム

2013.8.9(金)晴れ

 事件が起きたのは8月6日の事なのだが、その前に小事があった。昨晩の吠えは3回、最も早いのは5日の午後9時過ぎ、風呂に入っている時なので確認は出来なかった。後の2回はいつものように深夜のことである。
 小事件は玄関前の糞である。先日の種子を含んだ獣の糞が発見された後だから気になるところだ。ところがこの糞は細くて種子などの混入物は無い。どうみても犬の糞のような気がする。混入物が何も無いところを見ると飼い犬のようだ。となると犯人はもう決まったようなものなのだが、証拠は無い。放って置くわけにいかないので、処分するが、最近では犬の糞の始末で殺人事件まで起こる時節だから要注意だ。
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これは野生動物の糞では無い。すぐ近くにたばこの吸い殻まであったのは気になるところ。

  さて事件は畑に起きた。仕掛けたネズミ取りにネズミがかかったのだ。ここまでは当たり前のことで事件ではないのだが、先ほどの犬らしき糞を処分しようとスコップを取りに畑の横の倉庫に行ったとき、倉庫と畑の間の小石の上にマムシがとぐろを巻いているのだ。その先でネズミはぴくぴく動いている。もう一度マムシか否か確認する、太さや紋はマムシそのものだ。とたんに殺意が芽生える、マムシはとにかく殺さねば。
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ネズミ取りにかかったネズミを狙ってか、マムシがこの小石のところにとぐろを巻いていた。


 ところがリードを外したじょんが後ろにいる。いっちょかみのじょんがちょっかい出して噛まれたら大変だ。まだ気づいてないじょんを家の中に入れて、殺すための道具を探しに行く。三角ホーがあったので持ち出すが、これはかみさんが草引きに使っている。これでマムシをたたき殺したら二度と草を引かないのではないか、妙に気を回して他のものを探す。手頃な棒きれがあったので、おっかなびっくり元居た場所に行くと、やつの姿はどこにも無い。ありゃあ取り逃がしてしまった。
 サッカーの格言に「goalが見えたら打て」というのがある、「マムシが居たら殺せ」、将にそれである。しのごのと余計な気を回してるうちにたたき殺すべきだった。
 それ以降、畑に入るのや、夜の庭の怖いこと。
 その後も百鬼夜行は続いており、じょんは昼間寝ては深夜に吠え続けている。昼寝られないわたしたちはだんだん衰弱してゆく。なんとか捕獲して抹殺しなくては、と言う気持ちになってきた。ナズミ取りでなんとかなんてやわな方法じゃあ間に合わない。とりあえず終わり。
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鹿も夜な夜な来ているが、いまのところ被害は畑の外に飛び出したカボチャの葉っぱのみ。


 
 

コメント
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