晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

百鬼夜行(1) 8/6

2013-08-07 | 日記・エッセイ・コラム

2013、8、6(火)晴れ

 今日のじょんでお知らせ済みの夜な夜な現れる謎の物体、一体なんなのか、徹底的に検証して、対策を練りたい。
 じょんが夜中に異常な吠えを始めたのは十日ぐらい前になるだろうか、大体決まった時間、つまり深夜の1~2時の間なのだ。じょんは優れた番犬で侵入者、侵入物にはきっちりと反応する。難点は隣家への訪問者や、府道の歩行者にも反応することだ。これは明らかに越犬行為である。まあ、ご近所さんへのセキュリティサービスという風に好意に考えよう。特にチコが居なくなって、近所に唯一のワンコとなった今、切に責任を感じているのかもしれない。
P1040799

 


こんな感じで寝てるのが突然吠えるので、びっくり。

 もう一つ難点は、虫や鳥、一部の生活音にも反応することだ。
虫の場合、ムカデには強烈に反応する。これは大変助かるのだが、カメムシや蛾などにいちいち反応されては堪らない。
 鳥は夜に鳴く鳥にはよく吠える。フクロウなど時期によっては毎晩鳴くので堪らない。
 生活音は冷凍庫や食洗機など夜中に気になる音もあるのだが問題なく、妙なものに反応する。浴槽から洗濯機に水をあげる時、満杯になってゴボゴボあふれ出すと、飛び起きて吠える。あふれるたって排水口にあふれるわけだから問題ないのだが、これは吠えると必ずポンプを止めに行くという行動が伴うからではないかと思っている。止めて帰ってくるともうその時にはシラッと寝ているのだ。
P1040745P1040746



吠えた翌朝は必ず現場に誘導する。これは隣家の畑にイノシシが来た痕。

 さて、問題の深夜の吠えはどのようなものだろうか。
 丑の刻、最も寝入ったときに強烈な吠えで起こされる。「ウッセイナー」と放っておくといつまでも吠えている。やむなく階下に下りてってなだめすかして、外をうかがうとやっと鳴きやむ。そしてその時庭に設置のセンサライトがほとんどといって良いほど点灯している。玄関灯も併せて5台のセンサライトがあるのだが、その一二台が点いているので、必ず何者かが侵入しているのだ。つづく

【作業日誌  8/6】
お墓の掃除
草刈り(5-1)

 

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別所探訪(53) 小山別所-4 8/5

2013-08-07 | 別所探訪

2013.8.5(月)曇り、雨

 小山別所が蝦夷俘囚の移配地である根拠とまでは行かなくても関連としてあげられているのが、垣内古墳の北にある西林寺の本尊が薬師如来であること、垣内古墳の前方部にある祠はかつて東光庵であったと言うことの二点である。
 とりあえず西林寺とこの祠を見てみようと、訪れる。
 向陽山西林寺は曹洞宗の寺院で、垣内古墳の西北の高台に建物が見える。近所で聞くと無住だというので訪問は次回にする。お話が聞けなかったらあまり意味が無いからだ。
 元東光庵と目される祠を探す。垣内古墳の前方部に接した草むらという情報だけなので、歩いて探すことにする。当初垣内古墳は南北にあったものと考えていたので、前方部は府道の南にあるものと思い、その辺りを歩き回る。府道から東西に走る小道までは開発が進み、店や住宅が建っている。その南は田んぼとなっており、その周辺を歩き回るが祠のようなものは無い。暑い日の日中とて人影も無く、聞くわけにもいかない。P1040968

 


府道19号線から一筋南の小道、右に見えるのが園部保育園のグランド。この付近に祠は見当たらない。

やむなく園部市街に向かう市道だろう通りを越えて、八幡神社から見ると東南部分を歩いてみる。広いグランドらしきところがあり、後で地図を見ると市立園部保育所となっていた。その北の路地を東に進み、アパートの向かいにちいさな祠を見つけた。まさかこの方向だとは思わなかったので写真におさめて神社に戻る。
P1040971

 


園部保育園北側の路地で見つけた祠、これが東光庵の跡だろうか。

 帰宅後文化博物館のパンフレットで垣内古墳の復元図を見て驚く。南北に造られていたと思っていた垣内古墳は実は東西になっていたのだ。従って前方部は八幡神社前の府道交差点中央部辺りから東に30m、南北に40mの範囲になる。
 アパートの向かいの祠が元東光庵の祠である可能性も出てきたが、そのことの確認は柴田弘武氏か吉田清氏、西林寺住職にしか出来ないように思う。
 今回の垣内古墳の訪問は八幡社に残る盃状穴に関する調査が主目的なので、別所に関する調査はここまでとしたが、柴田氏の言うところの薬師信仰、東光庵の存在が蝦夷俘囚の移配といかに関連するのか納得がいかない。つづく

【今日のじょん】今夜もじょんの吠えはつづく、深夜1時から2時の間に多い。単に虫や鳥に反応しているのでは無く、真剣な様子が伝わってくる。実際に目撃や被害も出ているので、明日から記事に書いていきたい。
P1050044

 
 
 
 


吠えた翌朝は必ず一番に嗅ぎに行く。そして遂にそこに遺留物を発見する。 

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