或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Lost in translation

2006-02-20 06:32:19 | 350 映画
今日は以前“Movie Batton”にノミネートした映画の紹介。最近性懲りもなくまた見てしまいました。「ゴットファーザー」の監督で知られるコッポラ監督の娘、ソフィア・コッポラが監督した「ロスト・イン・トランスレーション(Lost in translation)」(2003年)。ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンの共演。

日本のウィスキーのCM撮影のため東京を訪れた米人男性俳優ボブが、写真家の夫と一緒に訪れた同じ米人女性のシャーロットと、異国での互いの孤独や悩みを感じ合うという、つかの間のちょっとしたラブストーリー。コピーは“ふたりの心が通い合ったとき、トーキョーはやさしい街になる”。

なんてことはない、よくありがちな話。それだけに中年男性には、いつか自分にもこんなことが、と思わせる夢がありますね。外国人から見た日本ってこんな感じなんだろうなあ。それにしても、すし、天ぷら、焼肉、カラオケ、よく出てきますね。

それで面白い話をひとつ。昔知り合いの米人が出張してきて、夜日本料理屋で食事をと。気を使わなくてもいいのにと思ったけど、一番好きなのが和食と本気で言っていることに気づきビックリ。興味本位じゃなくて心底好きな外国人もいるんですね。

この映画で笑えたのが、主人公のボブがホテルのラウンジで歌っている外国人ボーカリストと一夜を共にする場面。酔ったいきおいで仲良くなって気がついたら朝ベッドの中。小さな失敗大きな後悔。男ってやっちゃうんですよね、たまにこれを。後で何事もなければいいんだけど。結構忘れた頃にとんでもない災難につながることもあったりして。(笑)

この映画のロケが行われたのが、新宿にある「パークハイアット東京」。ここってシングルの正規料金が5万5千円からなんだとか。家賃じゃないですよ。でも一度は泊まってみたいなあ。

ロスト・イン・トランスレーション 小説

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