BS(NHK、民放)では音楽ライブの放送をよくやっていまして、画質も音質もいいし何よりもタダなのでよく見ています。わりと最近に、いきものがかりのコンサートやライブの映像を多く観て大変よかったので、今日はかれらについて書いてみたいと思います。ちなみに私が観たのは、NHK-BSのコンサートのものと、BS朝日のET-KINGのジョイントライブです。
NHKの方のインタビューでも語っていた通り、路上出身のかれらなので強い声のボーカルとギター2本が基本となったバンド構成。この番組でのライブは、もはやブレイク中のかれらにしては小さめの会場。しかし、会場との一体感や歌声を聞かせることが主体である「いきものがかり」にとっては、今はこのぐらいでもいいのかもしれません。
うたはうまいし、路上の時の雰囲気がそのまま残った感じなので、CDとライブに大きな差はありません。これは多分ファンの方には満足度が高いだろうなあと思わされました。
ただ、この歌のうまさっていうのは、いわゆる大人の歌手の歌のうまさというのとは違って、歌の抑揚がフルスロットルでアクセルをふかしているといった感覚に近いものに感じます。歌声でもって情感を深め伝えていくという感じとは少し違う。そういう意味ではうまいというのとは違う表現の方が正しいような気もします。
もっとも、それを補って余りあるのが楽曲自体の情感と詞の持つ力ではないかと感じました。特に曲調を問わずに、いかにもギターで作りました感が感じられる楽曲は聴いていて心地よい。それともう一つ、彼らの楽曲には英語などの外国語が歌詞に登場しない。(単語はあるけどね)
英語の歌詞なんかが出てくると、「こいつら英語判ってんのかよ。」なんてよくTVに向かって突っ込んでいた当方にとっては、日本語の歌詞を大事にしているところも高ポイントな所です。
2007年2月の「うるわしきひと」以降は従来のテイストは残しつつも、売れ線の良曲続きでタイアップも付き続けています。ますます期待大ですね。
もう一つ、このいきものがかりの人気の秘密はボーカルの吉岡聖恵さん。常に誰か一人はいる仔豚ちゃん枠とでも言うべきかも。美人ではないがかわいくて愛嬌のある顔。しかも、顔は仔豚ちゃん顔だけどスタイルはスレンダー。こういう人って、常に誰か1人は人気があるような気がします。多分、世間にこの手の顔の需要があり続けるんだろうね。
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