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何故こんなになってしまったのか

2016-05-30 | スポーツ

 サッカーのクラブチームアジア№1を決めるACLで、Jリーグ勢はベスト8にすら1チームも残れずに敗退しました。決勝トーナメントで敗れた2チームは、いずれもあと数分を守り切れずに敗れているので差は大きくないというファンもいます。しかし、追い詰められた状況で希望通りに点を取れるのは、逆に考えれば点差以上に力の差があるという考え方もできるのかも。日程が厳しいからという理由を口にするファンは多いのですが、少なくともJリーグが開幕するまではそれは関係ありませんし、Jリーグチャンピオンが予選リーグで負け続けて敗退しているのですから言い訳になっていません。

 まず弱くなった最初の理由は、他のアジアの国のクラブチームか強くなったので、相対的にアジアでのランクが落ちたというのがあるでしょう。特に中国は、欧州や南米から選手だけでなく監督も高額オファーで招請しています。Jリーグの発足当時を思えば、中国もこの段階を迎えようとしているのだろう。

 何故、今のJリーグでは昔のように有力外国人選手が招請できなくなったのかというと、高額オファーが出来ないからに尽きる。チャンピオンズリーグの価値が格段に高まって欧州域内でプレーする意味が強くなってしまい、有力選手にアジアに来てもらうには今の中国のような超高額オファーしかないのです。だから無理。

 それでも、Jリーグが高収益体制なら問題無かったのですが、ファン以外への訴求力が落ちてしまった今では難しい。今回のようにアジアですら勝てなくなってしまっては、ファンを広げていくのは難しいだろう。それでなくても、BSで簡単に海外の強豪リーグの公式戦が見られるのですからしんどいところです。日本人の有名スター選手がすぐに海外に移籍してしまいますしね。

 もちろん、弱くなった問題点は人気が上がらないんで有名実力選手を呼べないだけではありません。チーム数が多すぎて有力選手がばらけすぎて全体的に各チームのレベルが落ちたこと。有力選手がすぐに海外移籍するのは、人気だけでなくレベルも落としてしまっている。

 それから、私のJリーグの印象は、昼間に35℃以上の酷暑の夜に汗みどろになって走り続けてて、体力が続いたもの勝ちみたいなサッカーって印象が強い。これではテクニックや戦術なんてあったもんじゃないような気がします。

 とりあえず、アジアでの復権を目指してほしいのですが、その為には戦力を集中できるような人気チームが2~3つぐらい出来るのがいいような気がします。レッズとかグランパスとかそうなりかけたんですけど・・・。道は遠そうです。 

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