週末の金曜日、池袋の路上でごみ収集車と乗用車、そして歩行者10人が巻き込まれて31歳の女性と3歳の女の子が亡くなられた。まず被害に遭われた方にお見舞い申し上げたいと思います。運転をしていたのは87歳の男性で、また老人の運転が強く批判されることだろう。
運転していた老人は、事故を起こした側だし非難されるのは当然だと思う。被害に遭われた方は可哀想だというのも強く思う。そしてそれと同時に思うのは、事故を起こしたのが80過ぎの老人で被害に遭われたのが31歳の主婦と3歳の娘さんであるという地獄の様な状況だ。生き地獄とはこのことを言うのだろう。運転していた老人は、自分が死んで若い親子が無事であった方がどんなにかよかっただろうと神を呪ったに違いない。
老人が自分の運転で子や孫を死なせた事故や、田舎に帰省していたときに孫が事故で亡くなったとかでも同じような思いになってしまいます。 こういう生き残った方が地獄の様な事故をみると、生き残った方の辛い人生の方に思いが行ってしまうのは私が年を取ったという事なのかもしれません。
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