見上峠から歩き出して 西尾平の手前ぐらいの所、藪の中からコルリの声が聞こえた。遠くでツツドリが鳴いている。しがら首を経て 白兀山まで登山道は連日の好天で、ぬかるみも少なく歩きやすかった。頂上から見る白山は、白く輝いて、雪はたっぷり。
砺波平野は春霞で展望は効かず、早々に下山開始、今年見ていない大池に降りてみることにした。
トンビ岩から、登山者の声がこだましている。
出会った森の仲間たち
ツツドリ、コゲラ、サンショウクイ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、コルリ、ホオジロ。
白山の残雪の具合はどうだろうか、確かめたくて、小松の鞍掛山に登って見た。
晴天続きで、登山道は乾いており、歩きやすかった。頂上まで1kmの案内板を見てから歩き始めたので30分もあれば着くだろうと、思っていたのだが、急登の連続で平坦なところは全くない。1時間かけてようやく頂上に着いた。
白山の頂上は雪が解けて、大汝峰他、別山などは、たっぷりと雪は残っていた。
タムシバの花は、盛りを過ぎたようだけど、意外と植生が多いのに驚いた。
兼六園のマンサクは2月初めから咲いているが、医王山のマンサクは深い雪を跳ね退けて顔を出し、今ようやく一斉に開花する。
見上げ峠で車を停められて、後はかんじきで歩きだ。登山者は多い
白兀山の頂上は暖かく、いつまでも遊んでいたい。
砺波平野は春霞に包まれて見通せない。