はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

MUSASHI脳の恐怖

2007-01-08 23:46:44 | マンガ・アニメ
 アニメ「GUN道 MUSASHI」については当ブログで何度か取り上げたが、深みにはまると恐ろしい作品だと、改めて思うようになった。他のアニメを観ていても、何かと「MUSASHI」と関連づけて考えてしまうのだ。いわば「MUSASHI脳」とでも言ったところか。


 例えば、三日前に観た「カレイドスター スペシャルセレクション」第1話。
 カロスがそらに初めて会って、いきなり太腿をさわって「しまったいい筋肉だ」と言い出す場面がある。これまでなら「カロス、変態みたいだな」で済んでいたのだが、今回は「MUSASHI」第3話の、デスペラードの足を見てタクアン和尚が「長さといい、細さといい、足首の締り具合…最高じゃあ」と言う場面を、真っ先に連想してしまった。まさか「カレイドスター」から「MUSASHI」の事を考えようとは、夢にも思わなかった事だ。

 また、6日から新番組「デルトラクエスト」が始まったが、この作品では、登場人物が「うおっ、まぶしっ」と言う場面がある。これを聞いて「MUSASHI」第2話を思い出すなと言う方が無茶だろう。この場面、本当にまぶしがっているので、スタッフが狙ってやっているのか、判断に困る。「ネギま!?」の黒板ネタくらいに露骨なら、わかりやすいのだが。


 と、ここまでなら、はっきりと作中のセリフ等に関連して「MUSASHI」を連想するのだから、まだ初期症状だ。
 さらに症状が進むと「MUSASHI」に関わる人名や会社名を見ただけで、反応するようになってしまう。他のアニメで「MUSASHI」声優の演技を聴いて「MUSASHI」のキャラを連想する程度なら、まだましだが、重症になるとスタッフ名のクレジットだけで反応してしまうのだ。
 例えば、この前観た「ゲゲゲの鬼太郎」第4作の第19話では、EDで「撮影 ACCプロダクション」(「MUSASHI」の制作会社)のクレジットが出て、思わず笑ってしまった。また、昨年DVD-BOXを購入した「じゃりン子チエ」では作画監督として「MUSASHI」の木下ゆうき監督が参加しており、担当回を観る時は、作画崩れがないかどうか他の話数よりチェックが厳しくなってしまう。
 自分でこんな事を書くのもどうかと思うが、完全にMUSASHI脳の末期的症状だ。それだけ、私にとって「MUSASHI」は、強烈な印象を与えた作品だったわけだが、この作品からこんなに影響を受けてしまうと、何となくくやしい気分だ。


 現在、「MUSASHI」はCSのANIMAXにて放映中。
 昨年末に放映された第11話では、作画ミスの修正で余計なところまでいじって、新たな矛盾を生み出すと言う信じられない事をやってくれた。修正が修正として働いていないところが、恐ろしい。
 今後も、どのような修正を行ってくれるか、楽しみだ。まずは、今週放映の第12話における「小早川撃ち」あたりが見所だろうか。その次は、第14話の信玄餅も気になる。

 こんな状態では、しばらくMUSASHI脳は治りそうにない。本当に、困ったものだ。

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