最近、全然旅行ができていなかった。
もちろん、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、不要不急の外出を控えるようにとの呼びかけがあったので、それに応えて旅行は控えていたのだ。しかし、コロナの感染が広まってから一年以上が過ぎて、もう精神的に限界に達してしまった。とにかく、どこかに行って気分転換したいという気持ちが強くなったのだ。
そこで、6月27日から29日にかけて、高岡へと行ってきた。言うまでもなく、藤子・F・不二雄先生の出身地だ。
このブログでも書いているが、前回高岡に旅行したのは2012年4月。今回は、実に9年ぶりの高岡旅行となった。ずいぶん久しぶりだが、高岡は魅力的な土地なので、行けるのならばもっと頻繁に行きたい。しかし、現実にはそうそう気軽には出かけられないので、9年ぶりになったという次第だ。
そんなわけで、電車を乗り継いで高岡へとやってきた。
わが家からだと、大阪まで出て大阪-金沢間はサンダーバード、金沢-新高岡間は北陸新幹線で行くことになる。前回、高岡を訪れた時は名古屋からだし、そもそも北陸新幹線はまだ開通していなかったので、今回初めて乗車することになった。
新高岡まで来たら城端線で高岡まで行くのだが、今回は待ち時間が1時間近くあったので、この区間は徒歩にしてみた。地図で見るとそれほど距離がないように見えるのだが、実際歩くと結構かかる。徒歩で、30分くらいだろうか。いい運動にはなった。
高岡駅は、工事中だった前回とはうって変わって、すっかり新しくなっていた。きれいな駅ビルだ。さすがに、9年も経つとすっかり変わるものだ。
高岡駅では、まず路面電車・万葉線のホームへと向かった。
目当ては、この路線で運行されているドラえもんトラムだったのだが、ちょうど私がホームについて少し経った時に、ドラえもんトラムがホームへと入ってきた。実についている。と言うわけで、高岡について早々に、ドラえもんトラムに乗ることができた。車体の外も中も、ドラえもんだらけだ。
ドラえもんトラムを広小路で降りて、徒歩で高岡市美術館へ。目的は、ここの2階にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」だ。
このギャラリーでは、藤子・F・不二雄先生の原画(主に複製)などの展示があり、以前から一度訪れたいと思っていた。最大の目玉は、藤本先生が14歳の時に描いたという作品「妖怪島」が複写で展示されている点で、何しろ100ページを超える全ページが展示されているので、読みごたえは十分だ。
話は少年が謎の島に漂着して、そこで繰り広げられる冒険を描いたものだが、怪しげな中国人風の言葉(「~アルよ」など)をしゃべる人喰い人種が登場するなど、現代の視点からは考慮すべき内容を含んでいると言わざるを得ない。全ページ残っているのなら復刻出版してもいいのではと思っていたが、この内容では難しそうだ。
なお、最後まで読むと「つづきは「続・妖怪島」を見よ」となっている。実は、これ一本で完結していないのだ。現在までに「続・妖怪島」の現存は確認されておらず、主人公の少年がどうなるのかはわからないままだ。
完結していないのはともかくとして、「妖怪島」は一見の価値はある。藤子ファンがここに来る動機としては十分だろう。
その他の展示も含めて、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムと比べると規模はごく小さいものだが、やはり藤本先生の出身地にこう言う施設があるのはいいことだと思う。何度も言うが、「妖怪島」という目玉もあることだし。
その他、いくつかの場所を巡ったが、9年前の高岡旅行の時と重複する内容になるので、ここでは割愛する。
というわけで、一日目はこれでおしまい。二日目以降は、次回に続く。
もちろん、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、不要不急の外出を控えるようにとの呼びかけがあったので、それに応えて旅行は控えていたのだ。しかし、コロナの感染が広まってから一年以上が過ぎて、もう精神的に限界に達してしまった。とにかく、どこかに行って気分転換したいという気持ちが強くなったのだ。
そこで、6月27日から29日にかけて、高岡へと行ってきた。言うまでもなく、藤子・F・不二雄先生の出身地だ。
このブログでも書いているが、前回高岡に旅行したのは2012年4月。今回は、実に9年ぶりの高岡旅行となった。ずいぶん久しぶりだが、高岡は魅力的な土地なので、行けるのならばもっと頻繁に行きたい。しかし、現実にはそうそう気軽には出かけられないので、9年ぶりになったという次第だ。
そんなわけで、電車を乗り継いで高岡へとやってきた。
わが家からだと、大阪まで出て大阪-金沢間はサンダーバード、金沢-新高岡間は北陸新幹線で行くことになる。前回、高岡を訪れた時は名古屋からだし、そもそも北陸新幹線はまだ開通していなかったので、今回初めて乗車することになった。
新高岡まで来たら城端線で高岡まで行くのだが、今回は待ち時間が1時間近くあったので、この区間は徒歩にしてみた。地図で見るとそれほど距離がないように見えるのだが、実際歩くと結構かかる。徒歩で、30分くらいだろうか。いい運動にはなった。
高岡駅は、工事中だった前回とはうって変わって、すっかり新しくなっていた。きれいな駅ビルだ。さすがに、9年も経つとすっかり変わるものだ。
高岡駅では、まず路面電車・万葉線のホームへと向かった。
目当ては、この路線で運行されているドラえもんトラムだったのだが、ちょうど私がホームについて少し経った時に、ドラえもんトラムがホームへと入ってきた。実についている。と言うわけで、高岡について早々に、ドラえもんトラムに乗ることができた。車体の外も中も、ドラえもんだらけだ。
ドラえもんトラムを広小路で降りて、徒歩で高岡市美術館へ。目的は、ここの2階にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」だ。
このギャラリーでは、藤子・F・不二雄先生の原画(主に複製)などの展示があり、以前から一度訪れたいと思っていた。最大の目玉は、藤本先生が14歳の時に描いたという作品「妖怪島」が複写で展示されている点で、何しろ100ページを超える全ページが展示されているので、読みごたえは十分だ。
話は少年が謎の島に漂着して、そこで繰り広げられる冒険を描いたものだが、怪しげな中国人風の言葉(「~アルよ」など)をしゃべる人喰い人種が登場するなど、現代の視点からは考慮すべき内容を含んでいると言わざるを得ない。全ページ残っているのなら復刻出版してもいいのではと思っていたが、この内容では難しそうだ。
なお、最後まで読むと「つづきは「続・妖怪島」を見よ」となっている。実は、これ一本で完結していないのだ。現在までに「続・妖怪島」の現存は確認されておらず、主人公の少年がどうなるのかはわからないままだ。
完結していないのはともかくとして、「妖怪島」は一見の価値はある。藤子ファンがここに来る動機としては十分だろう。
その他の展示も含めて、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムと比べると規模はごく小さいものだが、やはり藤本先生の出身地にこう言う施設があるのはいいことだと思う。何度も言うが、「妖怪島」という目玉もあることだし。
その他、いくつかの場所を巡ったが、9年前の高岡旅行の時と重複する内容になるので、ここでは割愛する。
というわけで、一日目はこれでおしまい。二日目以降は、次回に続く。