先日まで、『女王陛下のプティアンジェ』を観ていた。全26話、なかなか楽しい作品だったが、劇中音楽が話を大いに盛り上げていた。
劇中音楽担当は筒井広志氏、そして主題歌の作曲は小林亜星氏だ。アニメソングとアニメ劇中音楽の分野で大きな功績を残した人の中でもこのお二人は、私がお気に入りのコンビなのだ。
藤子アニメでは、『怪物くん [第2作]』『プロゴルファー猿』『新 プロゴルファー猿』『藤子・F・不二雄アニメスペシャル SFアドベンチャー T・Pぼん』の音楽と主題歌を担当したコンビであり、藤子ファンにもおなじみと言える。ちなみに、筒井氏は『パーマン [第1作]』の音楽も手がけているが、こちらの主題歌作曲は小林亜星氏ではない。
私が初めて、このお二人の音楽に触れたのは、『怪物くん [第2作]』だ。
主題歌は言うまでも無いが、劇中音楽として特に怖い場面を盛り上げる曲の数々が、印象に残る。その中でも、シリアスな曲がさらにスケールアップしたのが、『怪物くん [第2作]』とほぼ同一スタッフによるテレビスペシャル版『プロゴルファー猿』(劇伴は筒井氏だが主題歌は存在せず)であり、その流れの上にあるテレビシリーズ版『プロゴルファー猿』だ。
また、『怪物くん [第2作]』の後番組、『フクちゃん』でもコンビは健在。こちらは愉快な感じの曲が多かった。
このあたりの作品は、個人的に非常に思い入れがあるのだが、残念ながらサウンドトラックCDは発売されていない。特に、『怪物くん [第2作]』は、『プロゴルファー猿』ともどもぜひサントラを出して欲しいものだ。藤子アニメのサントラも徐々にではあるが出ているのとは言うものの、このコンビによる作品や、『ドラえもん』以外の菊池俊輔氏による作品などが一切サントラが出ていないのは残念としか言いようがない。
以下に、このお二人の手がけたテレビアニメ作品を、以下に一通りまとめてみた。「★」マークが付いているのは、サウンドトラックCDが発売されている作品だ。
なお、テレビアニメ以外でもドラマ等でこのコンビが参加した作品はあるが、ジャンル的に私が詳しくないので、あえて今回はテレビアニメのみのリストとさせていただいた。
『ハゼドン』(1972年)
『ドロロン えん魔くん』(1973年)★
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)★
『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』(1976年)★
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)★
『女王陛下の プティアンジェ』(1977年)★
『宇宙魔神 ダイケンゴー』(1978年)
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)
『科学忍者隊 ガッチャマンF』(1979年)★
『花の子ルンルン』(1980年)
『怪物 くん [第2作]』(1980年)
『宇宙大帝 ゴッドシグマ』(1980年)
『あさりちゃん』(1982年)
『フクちゃん』(1982年)
『ベムベムハンター こてんぐテン丸』(1983年)
『プロゴルファー猿』(1985年)
『Bugってハニー』(1986年)★
『新 プロゴルファー猿』(1988年)
『藤子・F・不二雄アニメスペシャル SFアドベンチャー T・Pぼん』(1989年)
以上になる。
ともかく、このお二人は1970年代から80年代にかけてのアニメ音楽を語る上では、欠かせない。小林亜星氏独特のスケール感の大きなメロディーで作られた主題歌を、よりダイナミックにアレンジする筒井広志氏。すばらしい組み合わせだと思う。
残念なのは、筒井氏が既に故人であり、今後このコンビによる新作は望めないという点だ。もっとも、仮に筒井氏がご健在であったとしても、現在はかなり高齢になるので、いずれにしても新曲というのは望みにくい気はするが。
そして、1980年代の作品の劇伴が『Bugってハニー』を除いてCD化されていないのも残念だ。先ほども触れたが、藤子ファンとしてはぜひ『怪物くん』や『プロゴルファー猿』をCD化して欲しいし、『あさりちゃん』や『フクちゃん』も、子供の頃に観ていたなじみぶかい作品なのでCD化されればうれしいのだが、こういったファミリー向けのギャグ作品はなかなかフォローされない傾向にある気がする。『フクちゃん』なんて、DVD化すらされていないわけだし。
劇中音楽担当は筒井広志氏、そして主題歌の作曲は小林亜星氏だ。アニメソングとアニメ劇中音楽の分野で大きな功績を残した人の中でもこのお二人は、私がお気に入りのコンビなのだ。
藤子アニメでは、『怪物くん [第2作]』『プロゴルファー猿』『新 プロゴルファー猿』『藤子・F・不二雄アニメスペシャル SFアドベンチャー T・Pぼん』の音楽と主題歌を担当したコンビであり、藤子ファンにもおなじみと言える。ちなみに、筒井氏は『パーマン [第1作]』の音楽も手がけているが、こちらの主題歌作曲は小林亜星氏ではない。
私が初めて、このお二人の音楽に触れたのは、『怪物くん [第2作]』だ。
主題歌は言うまでも無いが、劇中音楽として特に怖い場面を盛り上げる曲の数々が、印象に残る。その中でも、シリアスな曲がさらにスケールアップしたのが、『怪物くん [第2作]』とほぼ同一スタッフによるテレビスペシャル版『プロゴルファー猿』(劇伴は筒井氏だが主題歌は存在せず)であり、その流れの上にあるテレビシリーズ版『プロゴルファー猿』だ。
また、『怪物くん [第2作]』の後番組、『フクちゃん』でもコンビは健在。こちらは愉快な感じの曲が多かった。
このあたりの作品は、個人的に非常に思い入れがあるのだが、残念ながらサウンドトラックCDは発売されていない。特に、『怪物くん [第2作]』は、『プロゴルファー猿』ともどもぜひサントラを出して欲しいものだ。藤子アニメのサントラも徐々にではあるが出ているのとは言うものの、このコンビによる作品や、『ドラえもん』以外の菊池俊輔氏による作品などが一切サントラが出ていないのは残念としか言いようがない。
以下に、このお二人の手がけたテレビアニメ作品を、以下に一通りまとめてみた。「★」マークが付いているのは、サウンドトラックCDが発売されている作品だ。
なお、テレビアニメ以外でもドラマ等でこのコンビが参加した作品はあるが、ジャンル的に私が詳しくないので、あえて今回はテレビアニメのみのリストとさせていただいた。
『ハゼドン』(1972年)
『ドロロン えん魔くん』(1973年)★
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)★
『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』(1976年)★
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)★
『女王陛下の プティアンジェ』(1977年)★
『宇宙魔神 ダイケンゴー』(1978年)
『未来ロボ ダルタニアス』(1979年)
『科学忍者隊 ガッチャマンF』(1979年)★
『花の子ルンルン』(1980年)
『怪物 くん [第2作]』(1980年)
『宇宙大帝 ゴッドシグマ』(1980年)
『あさりちゃん』(1982年)
『フクちゃん』(1982年)
『ベムベムハンター こてんぐテン丸』(1983年)
『プロゴルファー猿』(1985年)
『Bugってハニー』(1986年)★
『新 プロゴルファー猿』(1988年)
『藤子・F・不二雄アニメスペシャル SFアドベンチャー T・Pぼん』(1989年)
以上になる。
ともかく、このお二人は1970年代から80年代にかけてのアニメ音楽を語る上では、欠かせない。小林亜星氏独特のスケール感の大きなメロディーで作られた主題歌を、よりダイナミックにアレンジする筒井広志氏。すばらしい組み合わせだと思う。
残念なのは、筒井氏が既に故人であり、今後このコンビによる新作は望めないという点だ。もっとも、仮に筒井氏がご健在であったとしても、現在はかなり高齢になるので、いずれにしても新曲というのは望みにくい気はするが。
そして、1980年代の作品の劇伴が『Bugってハニー』を除いてCD化されていないのも残念だ。先ほども触れたが、藤子ファンとしてはぜひ『怪物くん』や『プロゴルファー猿』をCD化して欲しいし、『あさりちゃん』や『フクちゃん』も、子供の頃に観ていたなじみぶかい作品なのでCD化されればうれしいのだが、こういったファミリー向けのギャグ作品はなかなかフォローされない傾向にある気がする。『フクちゃん』なんて、DVD化すらされていないわけだし。
ブログの名前と内容を変更することに決めました。
親類の学生への支援として、ある有名作家(著作権切れ)の作品の電子化にとりくんでいたのですが、検索で見つかりにくいという意見があり、いろいろ悩んだのですが、ブログの名前を変更することにしました。
『ドラえもん』第一話から50年目を、共に祝うことができずに、残念無念です。
新しいブログを、以下に示しておきます。
https://s3731127306973.hatenadiary.com/
『ドラえもん』関連の記事は、[ドラえもん]タグをつけて残しています。
今後ともよろしくおねがいします。
残念ですが、『ドラえもん』の記事は残されると言うことで、それはよかったなと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
元「しろうと歴史家、ドラえもんに会う」です。
ひまつぶしのため、てんとう虫コミックス版「ドラえもん」の冒頭5pのセリフを書き起こしていて、妙なことに気がつきました。
セリフの中に「ひみつ道具」「秘密道具」という単語が出てこないのです。「道具」とか「機械」などと言っています。
そんなはずはないと思ったのですが、どうでしょうか?
https://s3731127306973.hatenadiary.com/entry/1990/09/07/000000
「ひみつ道具」という呼び方は、てんとう虫コミックスではただ一回、「SLえんとつ」の回でジャイアンが言ったときだけのはずです。
「ひみつ道具」という呼び方は、原作からではなく、百科などの企画ページから生まれた言葉というのが実情のようですね。
第33巻145ページ、一か所だけ、たしかにありました。