大山版『ドラえもん』ダビング 1999年問題

 去年から、アニメ『ドラえもん』のVHS録画をDVD-RAM&PCにダビングする作業を続けているが、最近になってようやく1999年放送分に手を付け始めた。このまま作業を続けて2000年代に入りたいところだが、1999年の録画はダビングするのが一番厄介で、なかなか先に進まない。

 なぜかと言うと、1998年より以前はVHS標準モードで録画をしていたが、1998年秋以降は新作を3倍モード、再放送を標準モードとテープを二つに分けて録っていたからだ。こんな事をしていたのは、当時の新作にあまり価値を認めていなかったからだが、半分だけ3倍モードにすると後から観返す時に実に面倒くさい。我ながら、バカな事をしたものだ。
 今行っているダビングでは、バラバラに録ってしまった回を本放送時の30分番組の形に戻しているので、新作と再放送をそれぞれHDDレコーダーにダビングした後に、組み合わせて本来の30分番組に戻した上でDVD-RAMとPCに保存している。これが結構面倒くさい。うっかりしているとAパートとBパートの組み合わせを間違えそうになる。
 さらに、3倍モードで録った新作分はトラッキングノイズがかなり激しく出ており、この調整も厄介だ。1999年当時のビデオデッキは既に手元にないので、どうやっても完全にノイズを消す事が出来ない。どこまで妥協していいものか迷いつつ、まあこのくらいならいいだろうと思えるレベルを見つけるまでに時間がかかる。

 このように、かなり手間をかけているのだが、作品の出来で言うと1999年のアニメ『ドラえもん』には、あまり思い入れはない。新作はイマイチだなと思いつつ、そろそろ惰性で観るようになっていた。だからこそ「新作だけ3倍モード」などとバカな事をしていたわけだ。素直に全部標準にしておいたら、もっと簡単だっただろう。今さらどうしようもない事だが。
 今月中には、1999年放送分のダビングを終わらせたいものだ。
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