秋葉原と椎名町

 11月18日に「超ひだまつり」に行った事は既に書いたが、今回は日帰りではなく前日から東京入りして、二日間を東京・横浜で過ごした。
 少し遅くなったが、「超ひだまつり」以外についても書いておく。


 まず、17日は新幹線で11時頃に東京入りして、そのまま秋葉原に行って12時に銀河満月さんと駅前で待ち合わせ。
 今回は、17日については事前にほとんど予定を立てておらず、せいぜい中野ブロードウェイくらいは寄っておこうと考えていた程度だった。そこで、せっかく東京に行くのだからと銀河満月さんに声をおかけして、この日にお会いする事になったのだった。

 すでに、銀河満月さんもブログに書かれているが、今回も色々と話をして日が暮れたのだが、主に「ゲゲゲの鬼太郎」の話題が中心だった。元々、お互い藤子ファンとしての縁で知り合ったのだが、最近は「ドラえもん」をはじめとして藤子関連で明るい話をしにくい状況で、大部分が鬼太郎の話になってしまった。
 何しろ、「鬼太郎」は現在アニメ第5作が放映中だし、二人とも予約した第4作のDVD-BOX発売も直前にせまり、来年は元祖・鬼太郎と言うべき「墓場鬼太郎」の放映も控え、さらにアニメ効果で原作単行本も色々出るなど話題には事欠かないし、何より明るい話題が多いので、話していて楽しい。
 結局、最初に入った喫茶店で3時間近く話し込んでしまった。

 その後は、二人で秋葉原の店を色々と回っているうちに、日が暮れてしまった。
 結局、銀河満月さんには18時近くまで付き合っていただいた。普段は藤子話以上にする機会のない鬼太郎話をたくさん出来て、非常に楽しい一日だった。本当に、ありがとうございました。



 翌日・18日は午前中の時間が空いていたので、今までずっと「いつかは行ってみたい」と思っていたものの、なかなか機会の無かったトキワ荘跡地に赴いた。
 今は既に、その場所にトキワ荘はなく、またこの日何かイベントが行われているわけでもない。にもかかわらず、トキワ荘跡地に近づくに連れて、どんどんと胸が高鳴っていくのを感じてしまった。自分にとっては「まんが道」を通してしか知らない土地だが、何十回と「まんが道」を読んで、すっかりお馴染みになった場所であり、不思議と懐かしさを覚えていたような気がする。

 地下鉄の落合南長崎駅を出て、東へと少し歩きいて、「その場所」へと到着した。
 所番地は控えていたものの、はたして場所が特定できるだろうかと心配していたのだが、何の事はない、しっかりと「トキワ荘跡地」を紹介する看板が立っていた。







 読みにくくて申し訳ないが、下の方には「昔、トキワ荘はこの路地の奥にありました」と、書いてある。その「路地」が、下の写真だ。この奥の右側に、かつてトキワ荘があったのだ。








 当然、この奥に入っていって、そのものズバリ跡地の場所も写真に撮ったが、今回はあえて載せない。
 既にトキワ荘はなく別の建物が建っているので、現在の関係者に迷惑をかける恐れもあるし、なにより、トキワ荘やそこで育った漫画家のファンには、ぜひご自分の足を運んで、その目でご覧頂きたいと思うからだ。

 なお、跡地を案内する看板の向かい側には、やはり「まんが道」でお馴染みのラーメン屋「松葉」が今でも健在。昭和30年代からずっと営業を続けているのだからすごい。残念ながら、準備中の時間だったため、今回は「ンマーイ!」ラーメンを食べる事は出来なかった。







 今回は時間が限られていたため、トキワ荘周辺を一回りするに留めたが、それだけでも非常に胸躍る体験だった。正直言って「跡地」で、ここまで感激できるとは思っていなかった。あらためて、自分が藤子ファンである事を、再認識させられた体験だった。
 いずれ、丸一日しっかりと時間を作って、東京都内の藤子関連スポットを回ってみたい。とりあえず、「まんが道」に登場する場所は一通り押さえておきたいところだ。何しろ、今回はトキワ荘から近い哲学堂公園にすら行っていない。


 そして、15時過ぎに東京を後にして、横浜へと向かった。その後の事は、こちらに書いたとおり。
 17日・18日を通して、非常に楽しい二日間だった。今年は、仕事の都合で年末のコミケ上京は絶望的なのだが、その代わりに、年の終わり近くにいい思い出を作る事が出来た。

 今回、おつき合いいただいた方々には、あらためて御礼申し上げます。
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2007年夏コミ&オフ会

 19日は、夏コミ三日目に出陣した。

 一日目・二日目と、暑さも絡んで色々とトラブルが起こっていると聞いていたので、早く行って並ばされ暑い思いをしてもつまらないと思い、朝はゆっくりと起きて、「天元突破グレンラガン」「ゲゲゲの鬼太郎」を観てから出発した。「グレンラガン」も「鬼太郎」も、地元局での放送と違って時刻表示が付いていて、ちょっと新鮮だ。毎回付いていると、邪魔に思えてくるのだろうけど。

 話がそれてしまったが、11時過ぎには会場前に着いた。
 この頃、まだ入場待機列は残っていたので、スタッフの誘導で最後尾に並んだ。とは言っても、列で待たされる事はほとんどなく、おおむねスムーズに進む事が出来て、10分ほど後には入場することが出来た。おそらく、入場規制が解かれる直前くらいに着いたのだと思う。

 入場後、まずは企業ブースに向った。
 目当ては、何と言ってもフロンティアワークスが無料配布している「「チンプイ」うちわ」だ。描き下ろしらしきイラストが使われており、これを逃すわけには行かない。
 結果として、首尾よくうちわを入手する事が出来たが、私が貰ってまもなく無くなったらしく、しばらくしてもう一度フロンティアワークスブースに行ったら、別作品のうちわに変わっていた。後からオフ会で聞いたら、やはり今日行って貰えなかった方もいた。時間的に、どうやら私はギリギリのタイミングだったようだ。
 ともかく、無事に入手できて良かった。






 その後は、目当ての所を抑えてから企業ブースをぐるっと一周して、無料配布物を色々と貰っておいた。帰宅してから冷静になって見返すと「こんなの貰ってもいらないなあ」と思うものも多いが、あの場所でわざわざ選り好みしている余裕はない。
 続けて、下に降りて西館で欲しい本は一通り入手して、東館に移動した。入場してからあっという間という感じだったが、気が付くと13時を過ぎてしまっていた。

 そして、東館。もうかなり暑さにまいってきているので、適度に休憩をとりつつ回った。
 狙いを付けていたサークルのうち、新刊が売り切れになっていたところも二、三あったが、欲しいと思っていた本はほぼ抑える事が出来たので、首尾は上々。中でも、昨年の冬コミでは情報不足のために買い逃していた「THE ART OF SOLTY」(テレビアニメ「SoltyRei」キャラデザイン&総作監・Shuzilow.HA氏のイラスト集)を、新刊とセットで買えたのは嬉しかった。







 それにしても、覚悟はしていた事だが、やはり暑い。18日は曇り空だったので、できればそのまま曇っていて欲しかったのだが、19日は晴天だった。
 特に、東館ではほとんど体力を消耗しつくして動きたくなくなったので、東館にいた約3時間のうち1時間以上は休憩に当てていたはずだ。欲しい本はほぼ入手できたのだし、夜の事を考えれば正解だったと思う。


 こんな調子でコミケは終了、その後は「ドラちゃんのおへや」オフ会に突入した。
 コミケ会場内で二人と合流して、続いてコミケに来られない方の集まる二次合流先に向かう事となったのだが、何で行くかで少し迷った結果、ゆりかもめで豊洲へと行った。
 最近は、コミケ終了後はいつもりんかい線を使っていたので、ゆりかもめから見える景色は非常に新鮮だった。考えてみれば、ゆりかもめに乗ったのは初めてコミケに行った時以来だから、10年近く乗っていなかった事になる。

 その後、無事に全員集合して、今回はいきなりパセラに入って食事&トークをしつつカラオケとなった。
 最初からカラオケで会が成り立つのか、初めのうちは少し心配だったが、今回の参加者7名(私含む)は全員が以前のオフ会で顔見知りだったせいか、話も最初から弾んでいたし、カラオケの選曲にも遠慮は無く、次々と濃い曲が入れられて、大いに盛り上がった。
 選曲は70年代から今年の新曲まで幅広かったが、今回はアリプロ率が高かったような気がする。他には、話題の「もってけ!セーラーふく」も、もちろんあった。私自身は、前日に「ナツコン」で盛り上がったばかりの「オーロラの風に乗って」や、実写EDが記憶に新しい「Wheel of fortune」、古いところでは「行くぞ!ゴーダム」や「宇宙魔神ダイケンゴーの歌」などを歌っておいた。

 延長1時間を含めて、4時間パセラにいたが、あっという間の時間だった。
 最後の曲は、特に狙ったわけではないが、タイミングよく「夢をかなえてドラえもん」になった。全体的に藤子度の低いトーク&選曲傾向だったが、なんとか「ドラちゃんのおへや」のオフ会らしい締めくくりになった。
 こうして、23時頃にオフ会は解散。コミケでの疲れも忘れるほど、楽しい時間だった。参加して下さった皆様、ありがとうございました。



 こんな具合で、東京での私の二日間は過ぎていった。
 この日は宿泊はしたのだが、始発で帰るために朝五時起きだったので、完全に「仮眠」で、結局帰宅後にまた眠ってしまった。もう一日休みが取れればゆっくりと帰ったところだが、これは仕方がない。
 ともかく、これで今夏の東京遠征は終わり。今回は割と無駄なく行動予定をたてる事が出来たので、充実した二日間だった。
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東京ぶらり旅

 5月2日・3日の一泊二日で、連休を利用して東京に遊びに行ってきた。
 今年に入って、3月に二回ほど関東方面に出かけているが、いずれもはっきり予定(両方ともアニメ関係のライブ)があり、また3月は忙しかったので目的のライブに行くだけで精一杯だった。
 だから、久しぶりに特に予定を組まずに、東京をぶらついてみたかったのだ。


 まず、一日目の5月2日は、昼間は主に上野の国際子ども図書館で、単行本未収録の藤子不二雄作品を借り出して確認した。今回は、旧作「パーマン」の「小学三年生」以上の学年誌掲載分と「たのしい幼稚園」版の「モジャ公」をチェック。
 旧「パーマン」の低学年向け作品は、多くがぴっかぴかコミックスに収録され、本来のカラー絵で手軽に読めるようになったのだが、中・高学年向け作品は今のところフォローされる気配はない。「たの幼」版「モジャ公」もフルカラーで楽しい作品だが、毎回2ページまたは3ページで12回連載なのでページ数が足りないためか、一度も単行本化されていない。もったいない事だ。

 半日かけて、「パーマン」「モジャ公」ともに、借り出せる限りはチェックする事が出来た。
 「モジャ公」は、連載第1回の掲載誌が欠号だったのは残念。「パーマン」は、本の状態が悪くてコピー不可の話がいくつかあった。また、「パーマン」では、ネタ的に面白いキャラクターを確認できたので、これは近い内に当ブログでご紹介したい。
 ともかく、未収録だから必ずしも駄作だという訳ではないと言う事を、改めて認識させられた。

 なお、一日中ずっと図書館にいたわけではなく、昼間は秋葉原に移動して、ケデラッタさんとお会いした。
 お互いの近況(主に、最近のアニメ視聴状況)などを話したり、藤子作品の新刊を購入するために書泉やヨドバシカメラに行ったりと、2時間ほどご一緒した。秋葉原はうろつくネタには事欠かないし、上野とはJRで二駅なので動きやすい。
 夕方は、神田の古書店街などを回った後、カプセルホテルにチェックイン。


 二日目・5月3日は、またも秋葉原へ出向いた。
 前日は昼間に少しいただけだが、今日は10時から15時くらいまで、特にあてもなくぶらついていた。確たる目的が無くても、いくらでも時間を潰せるのだから、ある意味恐ろしい土地だ。
 また、本日は銀河満月さんにお会いして、軽い昼食をとりながら1時間ほど「ゲゲゲの鬼太郎」談義に没頭した。アニメ新作はもちろんだが、過去のアニメシリーズや原作まで、話題は尽きない。個人的には、歴代シリーズの出演声優について突っ込んで話せたのが特に楽しかった。できればもっと話していたかったところだが、銀河満月さんにご予定があったので、13時に解散となった。

 15時頃に秋葉原を離れて、中野ブロードウェイへ。
 最近は、中野に行っても「まんだらけ」をザッと回る程度の事が多かったのだが、今回は時間に余裕があったので、まんだらけを含めて古書店を一軒一軒じっくりとチェックする事が出来た。
 ただ、前日も含めて古書の購入は少々調子に乗ってしまい、買いすぎで中野を離れた頃にはカバンがパンパンになってしまった。以前にも書いた気がするが、荷物が多くなると四次元ポケット(中身は不要。ポケットだけでOK)が、本気で欲しくなる。

 その後は、夕食などで時間を潰して、帰宅。楽しい二日間だった。目的があって出かけるのもいいが、あまり深く考えずにぶらつくのも面白い。
 それに、ケデラッタさんと銀河満月さんは、直前に連絡したにも関わらず付き合って下さり、楽しい時間を過ごす事が出来た。お二人には大変感謝しております。



 なお、先月末に私もようやく携帯電話を導入したのだが、今回の旅行では携帯の便利さを身をもって実感する事が出来た。以下、すでに携帯を普通に使っている人にとっては「何を今更」な内容だろうと思うが、新鮮な気分のうちに携帯を使ってみての感想を書いておく。

 まず、これまでは出先で人と連絡を取る事は難しく、ネットを参照するにもいちいちネットカフェ等に行く必要があったが、携帯があればメールで待ち合わせの約束なども容易であり、この点が一番便利で感動した。今回、ケデラッタさんや銀河満月さんに無事にお会いする事が出来たのは、携帯の力によるところが大きかった。
 実は、現時点で本来の「電話」機能はまだ全然使っていない。携帯を導入してから今日までの2週間弱での感触では、電話機能はオマケのような印象すら受けてしまう。もちろん、いざと言う時は直接会話できる電話機能は必要だろうが、簡単な連絡はメールで事足りるし、これなら話し声で周囲に迷惑をかける事もない。
 メール以外にもネットにもつなげられるし、音楽も聴けてゲームも出来る。知識としては知っていた事だが、実際に使って見ると、小さいくせに多機能で本当に便利だ。仮に電話機能が無くても十分に所持する意味はあると思う。地元では品切れだったUSBケーブルも秋葉原のヨドバシで入手したので、これから更に色々といじるのが楽しみだ。
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東京で過ごした2006年末

 29日から31日にかけて、コミックマーケット71と、私が主催のミニオフ会のために東京に行って来た。
 今回は、コミケ3日目が大晦日だったため、ギリギリまでスケジュールをどうするか悩んだのだが、今年は夏コミ3日目に参加できなかったので、冬だけでもと思って、結局2泊3日にした。
 いつものごとく、東京での行動記録をまとめておく。なお、エントリの日付は12月31日だが、実際には年を越した2007年1月2日に書いている事を、最初にお断りしておく。



★12月29日(金)

 新幹線で12時頃に東京に到着。
 今まで、夏と年末の東京行きには夜行列車を使っていたのだが、今回は時間と体力の都合上、往復ともに新幹線を使う事にした。知り合いに「今日は新幹線で来た」と言ったら、みんな意外そうな顔をしていた気がする。ともかく、新幹線なら自宅から東京駅まで2時間半ほどで着くのだから、実に楽だ。これからは、上京はなるべく新幹線を使おう。

 東京駅到着後は、昼食を取りつつ移動して、13時頃にビッグサイトに到着。
 まずは、企業ブースを一回りして無料配布物を貰えるだけ貰った後、東へと移動した。東では、真っ先に「ネオ・ユートピア」ブースへ行き、新刊を貰った。今回は、旧ドラ特集で私もかなり関わったので、本を受け取った時は、いつもに増して嬉しかった。
 その後は、目当てのサークル・ジャンルを一回り。作品としては「GUN道 MUSASHI」「錬金3級 まじかる?ぽか~ん」「Solty Rei」などの全年齢向け本が欲しかったのだが、ほとんど見つからず、残念だった。「MUSASHI」は、結構あるのではないかと思っていたのだが、意外と少なかった。

 そして、コミケ終了後にオフ会参加者で集合した。今回は、事前に参加表明をいただいていた方以外に、コミケ会場で3名が飛び入り参加してくださって、私を含めて9名となり、思ったより賑やかな会となった。
 オフ会の流れは、飲み屋で歓談→カラオケと、いつものパターン。元々、今回のオフ会は「藤子度低め」で考えていたのだが、予定通り(?)藤子以外のオタ話にほぼ終始した。メンバーが全員藤子ファンにも関わらず、藤子と関係ない話で盛り上がれるのだから、皆守備範囲が広いと言えるだろう。もっとも、「ドラえもん」関連などで、あまり盛り上がる話題がなかったせいもあるだろうが。
 そんな訳でカラオケも、歌われた曲は藤子アニメ以外のアニソン・特ソンがほとんどで、1970年代から今年の新曲までバラエティに富んだ選曲となった。私自身は「最強○×計画」「STYLE」「斗え!ゴライオン」「ガッチャマンファイター」「LoveLoveLoveのせいなのよ!」などを歌った。この中で「STYLE」(「GUN道 MUSASHI」初代ED)はアニメソングから検索できず、歌手の「Kimeru」から捜して、やっと見つかった。「MUSASHI」には、ふさわしい扱いだ。もっとも、イベント限定でしかCDが出ていない「STYLE」がカラオケに入っている事自体、奇跡的なのかもしれないが。

 カラオケは2時間予定+1時間延長して、23時過ぎにオフ会は終了。
 年の瀬を、非常に楽しく過ごす事が出来て、いい時間だった。あらためて、参加してくださった皆さんには御礼を申し上げます。ありがとうございました。



★12月30日(土)

 この日は、コミケ2日目に行くかどうか当日朝まで迷ったが、ジャンル的に2日目は合わないので、結局パス。午前中は、秋葉原をブラブラしていた。新品・中古合わせてCDを数枚購入。20日に発売されていた「奏光のストレイン」主題歌CDも、ようやく買う事が出来た。
 そして、2006年いっぱいで店じまいするアキハバラデパート内で昼食をとった。個人的には、あまり訪れる事はなかった場所だが、秋葉原では真っ先に視界に入っていた建物なので、無くなってしまうと思うと、やはり寂しい。
 午後は、都内の古本屋を回った。と言っても、翌日の事も考えて、今回は軒数も金額もほどほど。夜は、気分を変えていつもとは違うカプセルホテルに宿泊した。ここは、インターネットコーナーがあったので、重宝した。あらためて振り返ると、この日はあまり書く事がない。



★12月31日(日)

 東京滞在の最終日。本日の目的は、もちろんコミケ3日目だ。
 11時前に、ビッグサイトに到着。この時間帯だと、まだ入場列が少し残っていたが、進むスピードは規制解除後とほぼ変わらなかった。
 入場後は東へ直行して、手当たり次第に目当てのサークルの本を購入した。事前に購入を予定していたサークルの本は、ほぼ入手できたので、まずはよかった。その後は、ブラブラと会場を回って、さらに本を購入。本をあまり買わなかった29日とは対照的に、3日目は買いまくってしまった。

 そして、企業ブースへ移動。目当ては14時からの小野涼子・小暮英麻トーク&サイン会だ。リーフファンクラブ会員限定イベントなので、会員でない私は脇から眺めるしかなかったが、大晦日に英麻様のお声を聞く事が出来て、満足だった。小野涼子との掛け合いを聞いていると、相手が誰でも英麻様は英麻様だと、あらためて思ってしまった。なお、サイン会の途中には、なぜか「場つなぎ」として「ゆりしー」こと落合祐里花も飛び入りで登場。生ゆりしーを初めて見る事が出来て、ちょっと嬉しかった。

 15時前に会場を後にして、帰途についた。さすがに大晦日となると、コミケと関係なく帰省などで新幹線の利用者は多く、帰りの自由席は座る事が出来なかった。仕方がないのでデッキで我慢して、18時頃に名古屋に到着。自宅には18時45分頃に帰り、3日間の年末東京遠征は終わった。
 東京での3日間は、あっという間に過ぎた。楽しい時間ほど早く過ぎると言うのは、本当だ。



 さて、今回のコミケを振り返ってみよう。
 まずは、史上初の大晦日開催について。今までの冬コミ最終日と比べて、参加者の数がどう変化するか興味があったのだが、自分の体感だけで判断すると、3日目はいつも通りの混み具合だったと思う。やはり、大晦日であろうと何だろうと、来たい人は来ると言う事か。まあ、自分のその中の1人だったわけだが。
 また、今回は米沢嘉博前代表が亡くなってから初めての開催だった事も、忘れてはならない。私は直接お会いした事はないが、今こうやってコミケを楽しめるのは、米沢氏のこれまでのご尽力があってこそだ。当ブログでご逝去について触れる機会を逃していたが、遅まきながらご冥福をお祈りさせていただく。

 そう言えば、今回は企業ブースで「パピヨンローゼ New Season」「神様家族」の主題歌入りサントラアルバムを購入した。「パピヨンローゼ」は通販予定もあるが、「神様家族」は今のところ冬コミだけの販売。CSのみの放送とは言え、テレビアニメの主題歌がCD店に並ばず、イベント限定販売と言う状況は、ちょっとどうかと思う。確かに、そんなに需要があるとも思えない作品だが。



 2006年は色々な事があったが、この東京旅行のおかげで、いい気分で年末を締めくくる事が出来た。「ドラえもん」の大晦日スペシャルを観なければ(新作アニメだけでテレビを消しておけば)、もっと気分がよかったかもしれない。
 2007年も、体力と気力の許す限り、色々とイベントには出かけて行きたい。
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2005年最後の東京旅行

 昨年と同様に、29・30日は東京へ行って来た。言うまでもなく目当ては冬コミだ。
 学生時代は、主に予算の都合で夏・冬の両方に参加する事はできなかったが、働き始めてようやく冬にも行けるようになった。冬は両日とも参加できるので、気になるサークルはすべて回ることが出来る分、ありがたい。ただし、正月には実家に帰るので、年末年始ほとんど外へ出っぱなしになり、体力的にちょっときつくはあるのだが。

 前置きが長くなったが、今回も色々とあったので、二日分の旅行記を書いておく。



●12月29日(木)

 例によって、ムーンライトながらで到着。11時半頃まで秋葉原で時間を潰して、12時半にビックサイト到着した。
 コミケに参加し始めた頃は、開場前の行列もコミケの一部だと思って、朝6時頃から並んだ時期もあったが、最近は入場規制が解かれるのが早くなったし、そもそも行列して早く入らなければ手に入らないような本で、特に欲しいものがないので、わざわざ並ぶ気にはならない。ここ2,3年、午前中は適当に時間をつぶしている。

 さて、今回はまず企業ブースで、ANIPLEX「おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ」のイベントを見物した。「はれときどきぶた」のナベシン×浦沢義雄コンビの新作とあって、1月新番組の中ではかなり期待しているので、イベントも楽しみにしていたが、少々会場への到着が遅かったため、すでにかなりの人だかりが出来ており、肝心のトークはほとんど聞くことが出来なかった。
 しかし、最後に演奏された主題歌はなかなかノリのいい曲だったので、面白いミュージカルアニメが期待できそうだ。なお、当然ながら監督のナベシンご本人も登場していた。そもそも、監督自身サークル参加でコミケに来ているのだから、出演して当たり前なのだが。

 イベント終了後は企業ブースを一通り回って、タダで貰えるグッズやチラシ類を回収した。14時からの「銀盤カレイドスコープ」イベントも気になったのだが、時間に余裕がなかったし、ますます会場の混雑がひどくなっていたので、西2へと向かった。

 西2では、まず「ネオ・ユートピア」へ行って挨拶し、会誌最新41号を貰った。今回は、アニメドラレビューなど、私の文章が結構載っており、あらためて印刷物として見ると結構恥ずかしい。A先生特集の別冊「藤子不二雄A ALLWORKS」は売れ行き良好で、既に第2刷となっていた。それを見せていただいたところ、初版で気になっていたミスが直っていたので、一安心した。
 その後は、チェック予定のサークルを一通り廻って、新刊を購入。そして東へ移動して、こちらも一通り巡回した。


 16時、冬コミ一日目終了。その後は「らくがきじゅう」で告知していた小オフ会参加の方々と合流して、上野へと向かった。今回の参加者はケデラッタさん、あるばたいんさん、Annabel Leeさん、Hさん(一応イニシャルにしておきます)、それに私の5名。年末の忙しい時期にしては集まった方だろう。初対面の方はいなかったが、あるばたいんさんとお会いするのは久しぶりだった。

 まずは、2時間ほど飲み屋に入って藤子話。普段も掲示板やメールでやりとりはしているが、直接顔を合わせると、ネットでは書けないor書きづらい事も色々と話す事が出来るし、話がどんどんと広がっていく。これは、オフ会ならではの楽しさだろう。それに、内容的にネット上では差し障りのある話題であっても、気にせず話すことが出来る。これも、刺激的だ。
 飲み屋を出てからは、カラオケに移動した。初っ端から「黄色いバカンス」「ルーレット☆ルーレット」「少女Q」と、「ぱにぽにだっしゅ!」OP三連発でスタート。私が入れたわけではないが、ついつい全部歌ってしまった。ともかく、ここで方向性が決まって、今回は主に今年の新曲がメインとなった。憶えている曲を羅列すると、「オトメロディー」「いちごコンプリート」「おしえてほしいぞぉ、師匠」「Love Love! Chuっ Chuっ!」「Dream☆Wing」「SUPER LOVE」など。
 これらの曲を歌ったり聴いたりして思ったが、アニメソングは、まだまだ大丈夫だろう。この前の「ドラえもん」の主題歌の話題で取り上げたようなタイアップ曲が増えているのも事実だが、その一方できちんと作品に合わせた正真正銘の「主題歌」だって、たくさん生まれているのだ。
 なお、一応「らくがきじゅう」のオフ会なので、もちろん藤子系の曲も歌った。曲目は「少年期」「さよならにさよなら」「ポケットの中に」「ゆかいな大脱走」など。「ハグしちゃお」も既に配信されていたが、すっかり忘れていた。

 こんな感じでカラオケも終わって、オフ会は終了。今年一年の締めくくりにふさわしい、楽しい時間だった。参加された皆さん、ありがとうございました。




●12月30日(金)

 前日同様、12時半頃にビックサイト到着。この日は、目当てのサークルの配置がかなり偏っていたので、東・西共に行動範囲はあまり広くなかった。よって、昼過ぎから廻っても、問題なく目当ての本を手に入れる事が出来た。

 なお、会場では藤子ファンの知人二人と遭遇した。昨日のオフ会に参加された方とはまた別で、お一人は、先日のA先生トークショーでご一緒したNさん。この方は、ご自分で本を出されていた。もうお一人は、9月の富山ツアーの時に車でご一緒したNさん(その2)。この方からは、先日大阪で開催された関西藤子ファン懇親会の様子などをお聞きすることが出来た。

 この日は、15時頃に会場を出た。この時すでに、りんかい線の駅は混雑しており、おそらく16時になったらもっと大変な事になっていただろう。駅前には「メイドと一緒に秋葉原直行バス」なとど言うものまで出ていたが、うっかり乗ってしまったら、いい晒し者だ。

 この後、夜までJRの都区内パスを使って、古書店を廻った。既にカバンは同人誌で一杯だったが、せっかく上京しているのだからと思って手当たり次第に本を買ってしまい、本当にカバンがパンパンに膨らんでしまった。今回の機会を逃すとなかなか見つからないと言うほどの本でなくても、つい調子に乗って買ってしまう。困ったものだ。

 そして、帰宅となった。もちろん、ムーンライトながらを利用。今回、行きはすぐに眠る事が出来たのだが、帰りはなかなか寝付けず、うとうととした中途半端な状態で家まで戻ってしまった。当然、ひどい睡眠不足となり、帰宅してから昼過ぎまで寝てしまった。

 そんな訳で、この文章は大まかな下書きだけを12月31日に書き、清書は元旦に実家で行った。気分は正月モードになっているので少々書きにくかったが、こうして2005年最後の東京旅行は終わった。
 思えば、2005年は東京によく出かけた。その件については、2005年を振り返るの記事中でも触れているが、なかなか充実した一年だったと思う。2006年も、新たな出会いに期待したい。
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2005年夏・上京の記(後編)

 本日は、昨日の続きで、東京旅行記の13日分。12日にご一緒した方も、この日の私の行動は詳しくは知らないはずなので、当たり前だが本邦初公開。と言って、別に大したものではないのだが。

 8時頃起床。支度をして、カプセルホテルを8時半頃出た。本日はコミケ2日目だが、昨日とは異なり私は行かなかった。ジャンル的にも、参加サークル的にもほぼ興味を惹かれない日だったのだ。
 そんな訳で、今日は久しぶりに国会図書館の東京本館へ行った。泊まっていたカプセルホテルからは徒歩で行ける距離だったし、開館は9時半なので、ゆっくりと歩いていった。
 しかし、国会図書館の変貌ぶりには驚いた。しばらく行かないうちに、利用カードの発行から本の検索、貸し出し・コピーなどの手続きが、ほぼ100%電子化されていたのだ。貸出票に必死になって目当ての書名を書き込んでいたのが、全てワンクリックで貸り出せるようになったし、コピーも手で記入するのは該当ページ数程度で、他の情報は申込用紙に全て記入されて出てくるようになっていた。何だか、別の図書館へ来たみたいな感じだった。
 さて、国会図書館での収穫だが、はっきり言って今回はあまりはかばかしくなかった。私の下調べ不足が悪かったのだが、読みたいと思った雑誌の多くが所蔵されておらず、当てが外れた。一番読みたかったのはA先生の「マボロシ変太夫」初出版&未収録だったのだが、狙ったように、この時期の「週刊少年キング」は、全く所蔵されていない。まさか、1970年代にもなって、こんなに抜けがあるとは思わなかった。「少年画報」もほとんどないし、国会図書館は少年画報社の雑誌に弱いようだ。ちなみに大阪の国際児童文学館にも「変太夫」連載当時の少年キングはない。どこか、置いてある図書館を探さなければ。
 無いものは仕方がないので、持参した藤子両先生の作品リストを見て、未読作品の載っている雑誌を片っ端から調べたのだが、上野に移っている学年誌は別として、どうも全体的に所蔵率が低かった。それでも、「宇宙少年団」(途中から「ロケットくん」)の載っていた「ぼくら」を読めたのはよかった。初期話数も、「まんが道」ではそのまま載せているのではなく、結構カットされている事が分かって、興味深かった。
 結局、いくつかの短編をコピーして、12時過ぎには国会図書館を後にした。次に来る時は、きちんと下調べをして計画を立ててこなくては。また、今回は利用者登録も済ませたので、今後はコピーの郵送なども利用することになるだろう。

 その後は、都内の古本屋巡り。神保町→渋谷→中野と、漫画中心に廻った。
 藤子関係の収穫はあまり無く、その他に買った本は、カラーコミックス「ジャングル大帝」1・2巻、光文社文庫「少年 傑作集」2~4巻、「週刊少年ジャンプ」1987年21号など。カラコミの「ジャングル大帝」は藤子作品とは違い、500円のぴっかぴかコミックスなみにカラーページがあって驚いた。ページ数もドラより少ないし、定価は100円高い。と言っても380円だが。カラコミドラも変にトレス版などを載せずに、この仕様で出して欲しかった。
 「少年 傑作集」は、「鉄腕アトム」メインの1巻と「忍者ハットリくん」メインの5巻は既に持っていたが、2~4巻が安価で売っていたので、せっかくだから揃えようと思ったもの。絵を虫プロが代筆している「鉄腕アトム」の「ゴメスの亡霊」などが興味深い。
 最後の「ジャンプ」はなぜわざわざ買ったかというと、「キン肉マン」の最終回が載っている号だからだ。この最終回は、ゆでたまご作品には珍しく、コミックスで10ページほど描き足されている(以前に図書館で確認済み)ので、初出版の載ったジャンプが欲しかったのだ。レアな雑誌ならともかく、この時期のジャンプならば図書館でコピーするよりも一冊丸々買ってしまった方が安い。

 他にも、何冊かの本を買ったが、きりがないので省略する。
 この日の午後は、かなり歩き回ったため、足の裏が痛くなってしまった。安物の靴がいけない気がする。旅行の時は、もっとしっかりした靴にしなくては。
 さて、そうこうするうちに、23時近くなったので、ムーンライトながらの出る東京駅へと向かった。どうも、帰りはギリギリの時間になって焦ることが多いが、今回は余裕を持って20分ほど早く到着できた。まあ、ウロウロしていても疲れるだけだし、この頃には荷物が死ぬほど重くなっているので、早く座って落ち着きたかったのだ。

 と、言う訳で、まる二日間の東京旅行は終わった。
 この翌日、14日(日曜日)も、コミケ3日目やドラえもん声優トークイベントなどがあり、特に後者は出きれば行きたかったのだが、イベントの告知が直前だったため、スケジュールの変更が出来ず、今回は諦めるしかなかった。しかし、この二日間だけでも十分に楽しかったので、東京へ来た甲斐はあった。ドラの声優トークショーは、テレ朝チャンネルでの放送を待とう。
 次回の上京は冬コミあたりになりそうだ。冬は2日間だから、出来れば2日とも参加したい。
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2005年夏・上京の記(前編)

 日曜日にちょっと書いたが、例年通り11日夜~14日朝にかけて、ムーンライトながらで東京に行って来た。主目的は、コミックマーケット68の一日目。実際に東京にいたのは12・13日の2日間なので、今日と明日の2日に分けて、旅行記を書いてみる。
 本日は、前半の12日(金曜日)分。


 まず、いつも通りムーンライトながらで朝5時前に東京駅着。毎回のことなのだが、名古屋から5時間弱で、しかも電車内のため、ろくに睡眠をとることが出来ない。今回も、東京駅からすぐに山手線に乗って、10時頃までグルグル回っていた。

 10時過ぎに、秋葉原着。12頃まで中古のCD・DVD・ゲームなどを探して廻り、「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」のマキシシングルのうち、買い逃していた2枚を見つけ、購入。これでようやくピッチの曲を、歌手違いを含めて全てCDで揃えることが出来た。ただし、アルバムと収録曲が完全にだぶっている「太陽の楽園」「暗黒の翼」の2枚は持っていない。
 その後、昼食をとって、京葉線・りんかい線経由でビッグサイトへ。会場へ到着したのは12時45分頃で、当然入場規制はとっくに終わっており、スムースに会場入りすることが出来た。西→東の順で、あらかじめチェックしていたサークルを廻って目当ての本を購入して、その後は東で関心のあるジャンルの島をぶらぶらと廻っていた。今回、はじめから目を付けていた本は、ほぼ手に入れることが出来たのでよかったのだが、思いがけず巡り会った面白い本はほとんど無く、その点では残念だった。ちなみに、コスプレは例年通り色々見かけたが、一番精神的ダメージが大きかったのは、男性のマイメロディコスプレ(と言うよりは、着ぐるみに近い)だった。
 なお、コミケに初めて来た頃は、ながらで東京に着いた後は会場に直行して10時まで4時間ほど入場待ちをしたものだが、今ではとてもそんな気力はないし、今回の一日目の場合、10時に開場入りしないと売り切れるような本は目当ての中にはなかった。おそらく今後も、コミケは昼過ぎくらいを目安に行くことになりそうだ。そう言えば、今回は企業ブースに行かなかったなあ。

 もうそろそろ終了が近くなった15時50分頃、藤子ファンの知人Hさんと会場内で遭遇。この方とは、ほぼ毎回コミケでお会いしているのだが、まともにあらかじめ待ち合わせなどをしていたことは一回もない。それでも、いつもお会いできるのは実に不思議だ。
 せっかくなので、Hさんもお誘いして、待ち合わせしていたgmさんと、その友人Nさんのお二人と合流。行きと同じルートで秋葉原へと戻り、1時間ほど喫茶店で雑談した後、ケデラッタさんと電気街口で合流。まずは食事と言うことで、コスプレ居酒屋へと向かったのだが、残念ながら満席。さすがに時期が時期だけに仕方がないか。そのため、同じビル内のメイド喫茶へ入った。メイド喫茶は初めてだったのだが、小学校の教室みたいな机があったり、「一口目をフーフーする」スペシャルメニューがあったりで、ある意味頭が痛くなってしまったが、大変興味深い場所だった。

 その後、カラオケへ。秋葉原の店は満員だったので、御徒町まで歩いた。私自身は秋葉原と御徒町・上野の位置関係をイマイチ把握できていなかったので、歩いても案外すぐだったのは意外だった。カラオケはほぼアニソンオンリー。私やケデラッタさん・Hさんは色々と古めの歌(ギンガイザーとかダイアポロンとか)も歌ったが、gmさんたちはあまりご存じなかったようで、ちょっと申し訳なかった。まあ、オトメロディーやハッピー☆マテリアルなど新しめの曲も結構歌ったので、バランスはとれていたと思うが。
 カラオケは2時間だったが、最近はアニソンの曲数が非常に増えており、本当にあっという間だ。のどさえ問題なければ、徹夜で歌っても、歌う曲がなくなることはないだろう。CD化すらされていない「冒険者たち」(「太陽の子エステバン」OP)なども入っており、嬉しい限りだ。

 その後は、御徒町駅の喫茶店でまた小一時間ほど雑談。皆不思議に思うことだが、藤子ファンが居合わせても藤子話がほとんど出ないのは不思議なことだ。普通のオタク話だけで十分盛り上がってしまうし、藤子作品については各人が自分なりの楽しみ方をしているせいかもしれない。
 そして、23時近くなり、解散となった。この日の夕方以降は、非常に楽しい時間だった。ご一緒してくださった方には、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 と、言ったところで12日分は終わり。続きは次回の講釈で。
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本当にダメかと思った

 昨日、久しぶりに東京へ行って来た。
 目的は、「月刊ぽけっと」主催の「芝山努監督感謝祭」で、藤子ファンにとっては「ドラえもん」劇場版監督&テレビ版チーフディレクター(今年3月まで)としてお馴染みの芝山努氏から、直接お話を伺うことが出来るという非常に貴重な機会。このイベントはこれまでも開催されていて、今回が5回目に当たるのだが、私は今回が初参加だったので、一体どんな話が聞けるのか非常に楽しみだった。

 そして、実際にイベントに参加した感想としては、期待していた以上に素晴らしかった。「ドラえもんオールナイト」ですら聞けないであろう貴重な話が盛りだくさん。片っ端からここに書いてしまいたいのだが、芝山監督は今回、あくまで「私的な立場」でイベントに来られて、お話しをしていただいたので、詳しい内容を書く訳にはいかない。ここは、


「芝山監督は、ぼくたちだけに秘密を話してくれました。でもそれをここにかくわけにはいきません。ごめんね。」


と言うことで、勘弁していただきたい。ともかく、2次会では直接監督と色々な話をする事もできて、往復夜行バス車中泊という強行軍で参加した甲斐はあった。今回のイベントを開催してくださったぽけっとの方々&芝山監督と、参加された方々には、心から御礼を申し上げたい。ありがとうございました。

 夜行バスと言えば、帰りのバスに危うく乗り遅れそうになった。新宿駅西口を出ると、目的の「京王電鉄バス」の表示があったので、安心してのんびりと乗り場に向かっていたら、それは乗る予定だった高速バスではなく、普通の都内路線バスだったのだ。
 あわてて、高速バス乗り場を探し出したのが、出発10分前。慣れない新宿で、しかも夜になっているため、なかなか見つからない。地図でそれらしい場所を探して走り回るも見つからず、とうとう出発時刻を過ぎてしまった。諦めて、とりあえず新宿駅に戻ろうと、とぼとぼと歩いていたら、偶然に高速バス乗り場を発見した。さらに運がいいことに、目的の名古屋行きバスは発車時刻を2分過ぎていたが、まだ残っていた。かくして、本当にギリギリのタイミングで奇跡的にバスに乗る事が出来て、無事、本日朝6時に帰宅した。本当に、あぶなかった。

 さて、2週連続になるが、次の日曜日も藤子イベントが関東で行われるので、また行かねばならない。往路はやはりバスにするつもりだが、帰りはどうしよう。素直に新幹線で帰るか、またバスを使おうか、思案中だ。
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日帰りで飯田線

 もう2日前のことだが、4月30日に、ローカル線として有名なJR飯田線に乗ってきた。飯田線は、愛知県豊橋市から長野県上伊那郡辰野町までを結ぶ路線。詳しくは、こちらのサイトなどで紹介されている。

 私は、別に鉄道マニアという訳ではないが、この飯田線は以前から一度乗ってみたいと思っていた。などと書くと、アニメ版の「究極超人あ~る」あたりに影響されたのだろうと思われるかもしれないが、そうではない。確かに「あ~る」は観た事はあるが、それはテレビ放映の際の一度だけだっただし、その時は特に飯田線には興味を持たなかった。やたらと「飯田線のバラード」が印象に残った記憶がある。
 では、何がきっかけだったかと言うと、マンガ「りんりんD・I・Y」(大石まさる)の第1巻で、飯田線に乗るエピソードがあり、非常に楽しそうな電車という印象を受けたからだ。結局、マンガの影響。
 それに、飯田線は愛知県豊橋市から出ている電車で、同じ県内と言うことで、気軽に行きやすい。せっかくの連休なので、何日かかけて途中の色々な場所(「観光地」とは言い難い所も多いが)を散策しようと思ったのだが、色々と事情ができてしまい、結局のところ、日帰りとなった。

 今回は、途中下車は一度っきり。「中部天竜」駅で降りて、鉄道車両保存館「佐久間レールパーク」などを訪れたあと、徒歩で次の「佐久間」駅まで歩いてみた。この行動も「りんりんD・I・Y」本編を真似したのだが、この2駅は非常に近いので気楽な散歩という感じだし、途中には佐久間ダムもあったりして、風景の変化も楽しかった。
 一回しか途中下車できなかったのは、日帰りであるせいなのはもちろんだが、それに加えて、列車の運行本数が非常に少なくて、一度降りると次の列車に乗るまで、短くても1時間以上かかると言う理由がある。さすがはローカル線だ。しかし、下車しなくても、車窓からの風景を見ているだけで、非常に変化に富んだ自然を見ることができて、飽きさせられなかった。豊橋から豊川市内あたりまでは、まあ普通に郊外を走る電車という感じだが、「本長篠」駅を過ぎたあたりから、いかにも山奥の秘境という感じで、ダイナミックになってきて面白かった。その後、天竜川と並行して走る部分を過ぎて平地に入ると、また普通の田園風景という感じだったが、これはこれで何となく安心させられた。

 そして、17時44分に飯田駅着。今回は、終点の辰野ではなく、ここで終わり。逆に言えば、「飯田線」なのだから、せめて飯田までは行きたかったと言うこと。18時34分発の高速バスで名古屋へと戻った。藤子不二雄関係のイベント以外で旅行らしい旅行(と言っても日帰りだが)をしたのは、本当に久しぶりだ。それなりに楽しかったが、やはり一日では物足りない。個人的に「秘境」の感じは好きなので、いずれ機会があれば、もっと時間を取ってまた訪れたい。
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寒かった東京

 当ブログでも、以前に少し触れていた事だが、29・30日の両日は、主にコミックマーケット(冬コミ)目的で、東京に行って来た。と言うか、往復ともに夜行列車を利用したので、帰宅したのが本日の朝6時過ぎだった。せっかくだから、年が変わる前に、旅行記のようなものを書いておく。


★12月29日

 前日28日は仕事納め。いつもより少し早めに帰宅できたので、準備をしつつ、ためていたテレビアニメの録画を出来るだけ消化した。火曜日夜~金曜日朝まで家を空け、その間また録画がたまるのだから、その前に少しでも見てしまう必要があったのだ。
 ともかく、ムーンライトながらで出発して、定刻通りに東京着。この時点では、まだ雪は降っていなかったと記憶している。一日目は朝から入場待機に並ぶ気はなかったので、山手線に乗り換えて10時まで仮眠。いつもの事だ。途中何回か目を覚ましたが、その時に雪が降り始めたことを知って、ビックサイトに直行しなくてよかったと思った。
 午前中は、秋葉原で中古のCDやゲームソフトを探索。収穫はアニメ版「メダロット」キャラソンシングルCDシリーズの「荒野のメダロット/夢色ロリポップ」。これで、ようやくこのシリーズ全4枚のうち、3枚までは手に入った。他にも2枚ほどCD購入、ゲームは特に収穫無し。
 朝昼兼用の食事を取ったあと、JRで新木場まで出て、りんかい線でビッグサイトへ。12時半を過ぎていたので、当然入場規制は解かれており、スムースに入ることが出来た。そんな訳で、生まれて初めての冬コミ参加と相成ったのだが、気候以外は夏とあまり変わりはない印象を受けた。今回は全2日間の開催なので、興味のあるジャンルを一通り廻ることが出来たのは有り難かった。前から欲しかったレトロゲーム攻略本を、何冊か手に入れることが出来た。
 終了間際に某藤子ファンサークル前で知人と合流して、その後はミニオフ会と言った感じで食事→カラオケ→喫茶店で雑談と言う流れ。カラオケでは、「Legend of Mermaid」「Splash Dream」「黒の協奏曲 ~concerto~」「Rainbow Notes♪(時間の都合で1コーラスのみ)」と、この方とデュエットでピッチソングを4曲も歌ってしまった。「黒の協奏曲」は思ったよりも難しく、やっぱりBBSは歌が上手いと再認識させられた。無印後期以降の挿入歌が入っていなかったのは残念。「オーロラの風に乗って」も歌いたかったのだが。もちろん、ピッチソングだけではなく、昔のロボットアニメから「シノブ参上!」まで、色々な曲を歌った。まあ、結局アニソンばかりなんだけど。
 カラオケ後の喫茶店では、主に今後のサイト運営について、色々と貴重な話をすることが出来た。来年以降のサイトリニューアルについては自分でも少しずつ考えてはいたが、管理人の立場では気づかない事柄も多く、ご意見をお聞きすることで、リニューアル後のイメージが、よりはっきりとした形になったと思う。ともかく、23時近くまでおつき合いいただいたお三方には御礼申し上げます。お疲れさまでした。


★12月30日

 朝7時起床。詳しくは書かないが、今日はある理由で朝9時には会場に着く必要があった。7時に起きて行けば十分に間に合うだろうと踏んでいたのだが、東京の鉄道事情をよく理解していないせいもあって、意外と時間を食ってしまい、りんかい線で展示場前駅に着いたのが8時45分で、結局ギリギリになってしまった。
 そして、ちょっとした用事を済ませて、その後は目当てのサークルを巡回。結果として、昨日よりも今日の方が買った本の量&金額が少なく、自分でも意外だった。カタログチェックの段階では、2日目の方が多くなるだろうと思っていたのだが、1日目に予期せぬ出会いで惹かれた本が多かったのだ。こういう事があるから、コミケで本を探すのは面白い。また、同人誌専門店では絶対に扱いそうもないようなマニアックなジャンルの本が手にはいるのも、醍醐味の一つだろう。
 14時半くらいで切り上げて、その後はJRの都区内一日フリー券で古本屋を廻った。こちらも、それなりに収穫有り。藤子関係では、「のび太の宇宙小戦争」総集編の載った「コロコロスペシャル」第3号が手に入った。図書館で確認はしていたが、持っていなかった本だ。あとは「魔界」「鉄人」の総集編を手に入れれば、大長編ドラの単行本化前バージョン総集編は全て揃う。
 そして、帰りはムーンライトながら91号なので、品川から乗る訳だが、朝に続いてギリギリの到着となってしまった。理由はやはり、私が東京の鉄道事情に疎いために電車の所要時間の見積もりを誤ってしまったせいだ。一日に二度もこんな事があると、精神衛生上よくない。もうちょっと東京の電車について学習しないといけないなあ。
 ともかく、無事に帰りの電車に乗ることは出来て、本日、自宅にたどり着けた。初めての冬の上京だったが、結局やっていた事は、夏とほとんど変わりなし。旅行自体は楽しかったので、可能で有れば翌年以降も行きたいものだ。
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