夏の夜の和気あいあいに湯に浸る
この14日15日の二日間、今年の兄妹会を湯田中渋温泉ホテル「炭の湯」において楽しく過すことが出来た。驚くことに炭の湯さんは、ウイークデーにもかかわらず、個人客で満員だった。私は良くこの宿にお世話になるが、従業員さんの接客と心配りに何時も感心させられることが多い。ここは、団体客を扱わず個人のお客様に徹しているようだ。婆の話しでは、風呂で一緒になったお客さんは、本場日光は鬼怒川温泉から来たとのことだったが、このホテルのサービスと温泉の良さに魅せられ 毎年のように来ているとのことだった。
兄妹のこころあたたむ夏の夜る
今年は弟の連れ合いが、実家のお母さんの介護で参加出来なく、総勢六人だった。私はお酒を断って五年近くなるが、後の兄妹はあまり飲まないのでビール二本だけとウーロン茶とジュースでの宴だった。私共兄妹は、連れ合いともどもに皆仲が良く和気あいあいなことが、何よりありがたいことだと再認識できた兄妹会だった。
夏の湯に身こころ共に奪われし
私は足が不自由ですので、温泉浴場に入るのに手摺が必要ですのですが、このホテルは設置されているのでありがたい。中には手すりのない温泉が多々ある。かけ流しの温泉が湯の淵いっぱいに波打つちながら湯けむりがたなびいていた。このお湯はやわらかで肌にやさしさを感じさせてくれる単純温泉、二日間たっぷりと温泉三昧を味わった。