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ときめきの日々を過ごしたい

歩く道筋に

2017-03-07 08:47:44 | Weblog

大樹元明るく生ゆる春水仙

 

 飯笠山神社の傍の道筋に堂々とした太い欅の木の元に水仙の葉が元気に顔を出していた。水仙は冬の花であるが雪国の水仙は遅咲きである。従って俳句では水仙は冬の季語ですので今日の俳句では「春水仙」とした。

 

 根の明ける城跡の坂ゆつくりと

 

  何時も雪が多い城跡の坂に根が明ける大きな穴が出来、すっかり春の兆しとなる。その城跡の坂を杖を使いゆっくり登った。「根明け」という季語は「俳句現代協会」の会長を務め、俳句会「岳」の主催である「宮坂静生」先生は推進する「地貌季語」である。