今日のブログの話題に苦慮しながら、何となくPCを開いていますと、長野県・塩尻市で絶大な人気を誇る「キムタクごはん」とは?とタイトルが目に入ってきたので、即、解散した、『SMAP』のキムタクを連想した。
豚肉(細切れ)200グラム
キムチ100グラム
たくあん(つぼ漬け)100グラム
醤油大さじ1
ゴマ油小さじ1
青ネギ(長ネギでもOK)お好みで
ご飯茶碗4杯
長野県・塩尻市で絶大な人気を誇る「キムタクごはん」とは?
このキムタクごはんのルーツをひもとこうではないか。塩尻市ブランド観光課の櫻山博史さんに話を聞いてみた。
「たくあんなどの漬け物は長野県の大切な食文化。しかし最近の子供はたくあんをあまり食べてくれないんですよ。そこで子供の頃からたくあんをおいしく食べてもらおうと開発されたのが、この『キムタクごはん』でした」。
開発者は栄養士の上野保佐美さん。ヒントは「豚キムチ」だったそうで、「子供たちは同じ漬け物でもキムチは食べてくれる。それなら、名産のたくあんを豚キムチ風にひと工夫してはどうだろう」と思いついたのが最初だそうだ。
もちろん、そのネーミングはジャニーズの某人気グループを意識してとのこと。「子供たちが好き嫌いなく、喜びそうな名前と思い、語呂もいいのでこうなりました(笑)」。さて、試しに上野さん宅の食卓で出したところ、子供たちに大好評。
そして満を持して学校給食に投入してみたのだという。つまり元々は「お母さんのアイデアの一品」だったのだ。このキムタクごはんは、要するにたくあんとキムチ、そしてベーコンの混ぜご飯だ。粗く刻んだたくあんとキムチ、ベーコンを炒め、キムチの汁と薄口醤油で味を調える。それを炊きたてホカホカのご飯と混ぜたらハイ完成! こうやってレシピを書くだけで味が想像できるシンプルさがいい。実際に食べてみると予想通りの味。当たり前のようにうまい!
キムチのほのかな酸味にベーコンのボリューム感。肝心のたくあんはシャキシャキとした歯ごたえが絶妙だ。キムチの辛さとたくあんの甘さがご飯にマッチしている。実際に、子供たちからは「次はいつ頃キムタクごはんなの?」というリクエストの声も多いのだとか。
キムタクごはんは簡単に手早くできることも魅力のひとつ。スピードが要求される給食調理には、それは強みになる。ご飯があればすぐできる手間のかからないスピードメニュー。レシピは家庭でもパパっと作れてしまう。とあった、なんとも、私共「長野県」が目に付いたのと、子供達が興味を湧く「キムタク御飯」なんて上手い名前を付けたものだと思った。今では「キムタクご飯」のレシビは32品になったとあった。