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古い中央橋の解体

2016-12-25 12:12:30 | Weblog

 

 左の写真の解体中の中央橋は私が卒業した中学校の直ぐ傍にあります。今から六十年前中学三年の時、鉄橋建設中でした。私の教室の席が窓際でしたので、工事現場の鉄を繋ぐために、熱せられた鋲を一本一本はめ込むための大きな音がうるさく授業が身につかなかったことを思い出した。この時代の鉄橋の寿命は四~五拾年ということのようなので、十年以上も架け替え工事が遅れていた。古くなった中央橋は荷物を積んだトラックが通ると怖いほど橋が上下に揺れていた。今思うと、大きな事故が起こらなかったことが不思議なくらいである。旧中央橋の直ぐ隣に近代的な新中央橋が出来たため、旧鉄橋の解体中である。

 

 

 

 右の木の渡し橋は、解体中の鉄橋の出来る前の橋である。雨で千曲川の水位が上がったときは、木の板を一枚一枚はずすので川を渡れなくなったことが、子供の頃の記憶にある。この木の橋を歩いて渡る時、木の隙間から活き良く流れる千曲川の流れが目の下に見えて歩くのが怖かった記憶が蘇った。