小春日やあいさつの声の弾み来る
白壁に日射しのとける小六月
今日の午後は小春日を思わせる暖かい晴天に恵まれましたので、機械の歩行から解放され、久しぶりに街を歩いた。また、今日のブログの話題も無かったので「犬も歩けば棒にに当たる」の心境でカメラの入った鞄をぶらさげての歩行であった。途中での一休みと思い「高橋まゆみ人形館」の前の椅子に腰かけると、左の写真の俳句投句箱に気がついた。以前から飯山駅初め数か所に「いいやま投句実行委員会」主催の俳句投句箱が設置してあることは承知していましたが、投句して見たい気持ちもありましたが、気恥さもあり、横目にしていた。歩くコースの「高橋まゆみ人形館」に投句箱があるとは今日まで気付かなかった。なんの心境の変化か分かりませんが、投句したい気持となった。丁度、次回の俳句教室の兼題が今日のような「小春日」と「小六月」でしたので、鞄の中に常備に入れてある俳句手帳を取り出して椅子に掛けながら俳句の世界に入った。あたるも八卦当たらぬも八卦の気持ちで投句用紙に上の二句を投句した。
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投句用紙に、こんなことが書かれていた。ここ飯山は豊かな自然と原風景が残されており、寺町や歴史的な文化遺産が多くあります。また、素朴で雪国の暖かい人々のこころがあります。飯山の四季折々の美しさ。人とのふれあい、生活の情景など、あなたの感動をぜひ俳句に詠んでみませんか。とありましたが、浮かんだ二句は上の序文とかけ離れてしまった。また、平日だと言うのに、相変わらず人形館へ次からへと御客様がおいでになる。開館して四年が過ぎましたが、相変わらずの人気に驚くばかりである。