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ときめきの日々を過ごしたい

眠り誘う風鈴

2013-07-19 19:36:41 | Weblog

風鈴の音に眠りし音に醒め

 写真ネットより

 日本人は昔から夏を涼しくするためにさまざまな工夫をしてきた。打ち水、うちわ、すだれ、風鈴。なかでも風鈴は、音からも見た目からも涼を感じる「夏の風物詩」として多くの人に愛された。風鈴の心地よい音色はゆったりとした気持ちにさせてくれる。縁側があり、夏になると、すだれを通して涼しい風を呼んで軽やかな透き通る風鈴の音が懐かしい。私のところは、鉄骨の家となり縁側に廊下をとるスペースがないため、すだれや風鈴を下げる情著ある場所が無い、エアコンの人口風はどうも私の身体になじまないでいるが、このところの暑さでは熱中症の心配がはしり、やむなくエアコンという風に頼わざるを得ない毎日である。昔は縁側のある広々とした和室で大の字になり雨戸を開けっ放しで風鈴の軽々とした音を誘い団扇を仰ぎ仰ぎ、自然に昼寝の眠りについたものだった。その頃の周りはコンクリートの無い緑豊かな環境が暑い夏でも涼しい風を呼んでくれた、懐かしさを思い出す。