銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

ローカル線に乗って

2010-01-27 17:44:06 | 日記
廃線になった鹿島鉄道にキハ432というディーゼルカーがいて、何度目かの訪問でようやく乗ることが出来た。木の床は黒く油が染み込んでいて、それを通して感じられるエンヂンの振動はずいぶん懐かしかった。吊り皮がきっといっしょに揺れるんだろうと思っていたが、これがてんでちぐはぐに揺れていて、アテが外れた。
その昔、茨城鉄道は赤塚を出発し国道50号線を渡ると緩い、しかししっかり坂と判る直線コースをたどる。右に金魚の釣堀。ケハ401は車体を大きくローリングさせながらこれを下ってゆく。すると吊り皮が一糸乱れず、一斉に揺れ始めるのだ。車内にはかっちゃかっちゃと吊り革がスイングする音が響き渡る。そして進行方向に戸袋がある関係なのだが、ノッチの外れている乗降ドアがガラガラと開いてしまうのだ。坂も終わり常盤小学校に至る踏み切りを通過した車輌は、左方向へ90度近く曲がる大カーブを車輪を軋ませながら、ゆっくりと上水戸駅へ進入していく・・

さて、茨城鉄道では一斉に揺れる吊り革が鹿島鉄道でそうならないのは何故でしょう?
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬景色 | トップ | blind boy fuller »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
理由 (KANOKO)
2010-01-27 19:39:41
1.妖精が吊り革で遊んでるから。

2.メトロノームが壊れてるから。

3.うっちーが酔っ払ってるから。
それはですね (愛宕町私設ライブラリ)
2010-01-28 12:46:59
吊り革が同じリズムで行儀よく左右に揺れる理由、
それは全ての吊り革の長さがおんなじだから
鹿島鉄道のキハ432は面白いくらい、吊り革の長さがまちまち

小学生の頃のはなし。流石にまだ、酒は飲んでないよ

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事