kismet rag(1913)の補足。kismet とは運命の事、彼の名曲に倣ってこちらもドォー、ソドミソォーと審判のラッパが鳴る。当時の楽譜はスフィンクスと絡みつく蛇をあしらった表紙だし、タイトルはイントロ由来に違いない。さて、その譜だが実はイントロに「引っ掛け」があった、つまりソォドォー、ソドミソォーなのである。 だが Dick Fegy 氏がギター編曲に際し「それ、大袈裟すぎね?」と削ったのかも知れず、そんな想像もクラシック・ラグの楽しみかも。私はソを元に戻したが、これは運命に逆らってるのか?それとも原典通りだから、運面に従順なのか?
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