寒卵割る一波乱ありさうな 鈴木清子
「寒卵割る」と、「一波乱ありさう」の間には何ら因果関係もなさそうだが、
「寒卵」と「一波乱」のともに、強烈な生命力を感じさせるものの出合が面白い。
「寒卵」という季語に新しい表情を与えてくれた作品。
「滝」３月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
「寒卵割る」と、「一波乱ありさう」の間には何ら因果関係もなさそうだが、
「寒卵」と「一波乱」のともに、強烈な生命力を感じさせるものの出合が面白い。
「寒卵」という季語に新しい表情を与えてくれた作品。
「滝」３月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
「ひと波乱」の措辞がいろいろな想像をさせてくれる。
黄身がつぶれちゃったのかもしれませんね。
私も「寒卵」をまだ詠んだことがなく、
こんな詠みもあることを知りました。