ちぢまらぬ恋までの距離揚雲雀
蟇出づる縄文の影引き摺つて
横たはる海の群青ミモザ咲く
胎内につづくせせらぎ初桜 みどり
*「滝」5月号〈滝集〉菅原鬨也主宰選
熊本県の一級河川、菊池川で吟行する機会がたくさんありました。
頭上には雲雀が賑やかに私たちを囃していました。(Midori)
蟇出づる縄文の影引き摺つて
横たはる海の群青ミモザ咲く
胎内につづくせせらぎ初桜 みどり
*「滝」5月号〈滝集〉菅原鬨也主宰選
熊本県の一級河川、菊池川で吟行する機会がたくさんありました。
頭上には雲雀が賑やかに私たちを囃していました。(Midori)
景色の見えるこの句が一番好きですね。
海の色も光も、有明海とはまるで違っていました。
コメント、ありがとうございます☆
好い句に遭っての驚き、まだまだ、と思いながらの帰り道は、さながら落雲雀?
「 いえいえ、そうではありません」とカナリアの気分で、何処か 浮かぶ瀬も有りそうです。
甘い句と思われそうで、投句するにも勇気がいりましたが、「恋」の対象が人であってももちろんいいのですが、久子さんの解釈の通り俳句の神様への恋慕ととって頂いて、嬉しいです。私にとっても、近づいたかと思うと、ふいと遠ざかってしまう俳句です。揚雲雀にも通じるかとこの季語を選びました。