人偲ぶこととなりたる露台かな 対中いずみ
露台は、西洋建築様式の一つで、バルコニーのこと。
椅子やテーブルなどを置いて、夏の暑さを凌ぐ場所とされる。
さて、「人偲ぶこととなりたる」ということは、それまでは、
そうではなかった、ということだ。同時発表句の、
「花過ぎて端午を過ぎて昏々と」という句が気にかかる。
「俳句」7月号「作品16句」より抄出。(Midori)
露台は、西洋建築様式の一つで、バルコニーのこと。
椅子やテーブルなどを置いて、夏の暑さを凌ぐ場所とされる。
さて、「人偲ぶこととなりたる」ということは、それまでは、
そうではなかった、ということだ。同時発表句の、
「花過ぎて端午を過ぎて昏々と」という句が気にかかる。
「俳句」7月号「作品16句」より抄出。(Midori)
きっとそうでしょうね。
特に露台は物思う場所になってしまったのですね。
花過ぎて端午を過ぎて昏々と
という一句だけに、「父は」という前書があります。
もしかしたら、と思いました。