逡巡の眼の先の山笑ふ 山下さと子
目にするもの全てが、ひかり輝きはじめる早春、
眩しすぎる陽光に戸惑いを感じている作者の心。
果たして、何が彼女の心を戸惑わせているのだろうか?
何気なく見渡す視線の先には、いつも目にしていたはずの山々が・・・。
逡巡の眼が、ふっと煌めいた瞬間だ。
「阿蘇」6月号「雑詠」より抄出。(Midori)
目にするもの全てが、ひかり輝きはじめる早春、
眩しすぎる陽光に戸惑いを感じている作者の心。
果たして、何が彼女の心を戸惑わせているのだろうか?
何気なく見渡す視線の先には、いつも目にしていたはずの山々が・・・。
逡巡の眼が、ふっと煌めいた瞬間だ。
「阿蘇」6月号「雑詠」より抄出。(Midori)
擬人化された「山笑ふ」の季語が、とても上手く
詠まれていて、楽しい句になっていると思いました。