十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

蛞蝓

2011-07-24 | Weblog
煌として夜半しろがねの蛞蝓    高橋睦郎

蛞蝓は、夜間に活動する軟体動物。
「くわう」とルビが振られた「煌」として・・・
煌々と輝く月光に、艶めく蛞蝓なのだろうか?
調べの良さ、幻想的な蛞蝓の描写に魅了された。
「俳句」7月号「特別作品50句」より抄出。(Midori)

4 コメント

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こんばんは☆ (博子)
2011-07-24 23:13:05
 蝸牛は愛されるのに、蛞蝓は嫌われる。固定観念を崩して詠むことは、観察の末とも言えると思いました。蛞蝓も詩なる。うーん。尊敬。
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蛞蝓 (みどり)
2011-07-25 05:59:17
神々しいほど美しいですね!
一瞬、この蛞蝓、発光しているのかな?と思いました。
「なめくぢり」とルビが振ってあります。
私も初めて蛞蝓を詠んでみましたが、さてどうかなあ?
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なめくじ (今村征一)
2011-07-25 08:10:35
蛞蝓は庭いぢりをしているので分かりますが昼は石の間や庭ごけの中に身を丸くしています。
夜は台所でしか見たことがないが何処から進入してくるのだろうか。
「しろがねのなめくじり」とはやはり月雫に濡れ活動しだした濡れ色の蛞蝓だろう。
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しろがねの (みどり)
2011-07-25 19:41:27
俳人は、どんな生き物でも美しく詠めるのですね!
蛞蝓に対する作者の愛情でしょうか?
流石ですね~☆見習います!
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