十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

稲光

2008-10-25 | Weblog
古代、稲は雷光と交わって孕みそして実を生むと信じられていた。
雷が多い年は豊作だと言われてきたのは、男性が足繁く通うほど実を結ぶ
確率は高くなるというわけだろうか。科学的には、雷放電により空気中の
窒素が酸素と結合し、植物の栄養分となる硝酸態窒素が生成されるからだ。
雷に伴う雷雨は夏の乾いた大地に恵の雨となる。
古代人が雷と稲作の間に強い結びつきを見たとは驚きだ。

稲びかりして黒潮の生まれけり   みどり

2 コメント

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神さま仏さま (狸)
2008-10-26 07:47:10
黒潮が沢山の幸を運ぶはずなのに日本列島端から端まで稲光だね。
円が買い叩かれて輸出産業は全滅、おまけに貸し剥がしの嵐で列島はどうなるんだろうね。
恵みの稲光であって欲しい!
狸さま (ミント)
2008-10-26 08:01:59
ミントの住む町は人口1万ほどで、今稲刈りの真っ最中だよ。
日本は経済成長し過ぎたんだよね。一次産業をもっと見直して、たくさんお米を食べなきゃいけないね!
稲光のおかげで、美味しい新米がどっさり届きました♪

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