雨止みて万緑に傘忘れけり 永村典子
どれほどの傘をどこかのベンチや建物の入口に忘れて来たことだろう。雨が止んでしまえば、傘の存在などすぐに忘れてしまう。さて、作者もそんな一人。しかし、傘を忘れた場所は、「万緑」。俳句の楽しさを実感するのは、こんな句に出会ったとき。「阿蘇」8月号より抄出。(Midori)
どれほどの傘をどこかのベンチや建物の入口に忘れて来たことだろう。雨が止んでしまえば、傘の存在などすぐに忘れてしまう。さて、作者もそんな一人。しかし、傘を忘れた場所は、「万緑」。俳句の楽しさを実感するのは、こんな句に出会ったとき。「阿蘇」8月号より抄出。(Midori)
日傘兼用の傘を持ち歩いていましたが、
万緑に置き忘れることなく、無事持ち帰りました。