梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太
Eテレ、「94歳の荒凡夫~金子兜太」の放送を見て、彼のいくつかの代表作の背景を知ることができた。掲句はその一つ。退職後、妻、皆子さんの勧めで、土のある熊谷市に引っ越して、兜太の俳句世界が広がったというが、ある朝、戸を開けると、白梅。庭は海底のような青い空気に包まれていて、「春が来たな」と思ったら、海の生き物で一番好きな青鮫が、庭のあちこちで泳いでいたという。幻覚のような話だが、この句が全く理解できなかった私にとっては、「ただそれだけのことだったのか」という正直な感想と、思ったことは自由に表現しても良いのだという安堵につながった。合掌。(Midori)
Eテレ、「94歳の荒凡夫~金子兜太」の放送を見て、彼のいくつかの代表作の背景を知ることができた。掲句はその一つ。退職後、妻、皆子さんの勧めで、土のある熊谷市に引っ越して、兜太の俳句世界が広がったというが、ある朝、戸を開けると、白梅。庭は海底のような青い空気に包まれていて、「春が来たな」と思ったら、海の生き物で一番好きな青鮫が、庭のあちこちで泳いでいたという。幻覚のような話だが、この句が全く理解できなかった私にとっては、「ただそれだけのことだったのか」という正直な感想と、思ったことは自由に表現しても良いのだという安堵につながった。合掌。(Midori)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます