脚跡のとぎれて風となる千鳥 井芹眞一郎
「千鳥足」という言葉があるように、千鳥の足取りは覚束ない。それでも砂浜には、3本の脚跡がくっきりと残り、千鳥の足取りを辿ることができる。さて、「脚跡のとぎれて」千鳥は飛び去った、というのが事実だとしても、作者の感性が捉えたものはそうではなかった。「風となる千鳥」に、一瞬の生命の煌めきが感じられて良かった。「阿蘇」2月号より抄出。(Midori)
「千鳥足」という言葉があるように、千鳥の足取りは覚束ない。それでも砂浜には、3本の脚跡がくっきりと残り、千鳥の足取りを辿ることができる。さて、「脚跡のとぎれて」千鳥は飛び去った、というのが事実だとしても、作者の感性が捉えたものはそうではなかった。「風となる千鳥」に、一瞬の生命の煌めきが感じられて良かった。「阿蘇」2月号より抄出。(Midori)
千の風・・・、心地よさそうです☆
千の風になって・・・という歌もありました。
6年前、初めて眞一郎先生にお会いしたのもここです。
吟行、句会のイロハを教えていただきました☆