後れ蚊のうかとまどろむ本能寺 矢田 涼
「滝」10月号<滝集>
秋になってもなお残って刺す蚊は、執念深いようでどこか哀れでもある。
蚊は、元来4枚の翅を持つが後翅は退化してしまって飛行能力は低く、
吸血後は体が重くなるためさらに飛行速度が落ちてしまう。
「うかとまどろむ」という感覚はこのあたりから来るのだろうか。
そして、場所は本能寺とあれば、そう、うかうかとはできないではないか?!
どこか人間の本性にも似て、おかしさの中に悲哀を覚える作品だと思う。(Midori)
「滝」10月号<滝集>
秋になってもなお残って刺す蚊は、執念深いようでどこか哀れでもある。
蚊は、元来4枚の翅を持つが後翅は退化してしまって飛行能力は低く、
吸血後は体が重くなるためさらに飛行速度が落ちてしまう。
「うかとまどろむ」という感覚はこのあたりから来るのだろうか。
そして、場所は本能寺とあれば、そう、うかうかとはできないではないか?!
どこか人間の本性にも似て、おかしさの中に悲哀を覚える作品だと思う。(Midori)
鑑賞文を読んでよーく理解できました
本能寺が決まっているね!
この秋、何箇所も蚊に刺されひどい目にあったので、思いっきりフマキラーでシューとやりました。でも血を吸うのは雌の蚊だけだから、雄の蚊はやっつけていませんよ。
矢田さんのおかげで「蚊」の生態のベンキョーができました♪