避難所は母校でありし梅雨夕焼 永村美代子
7月6日の豪雨では、まさに経験したことのない濁流に命の危険さえ感じられたほどだった。作者もそんな中、避難を迫られたのだろう。しかし、避難所が母校であるいう信頼感は大きい。地域の小学校や中学校が避難所に指定されることは珍しくはないが、こうして一句にされると思わぬ発見に気づかされる。「梅雨夕焼」に安堵感を覚える一句である。(Midori)
7月6日の豪雨では、まさに経験したことのない濁流に命の危険さえ感じられたほどだった。作者もそんな中、避難を迫られたのだろう。しかし、避難所が母校であるいう信頼感は大きい。地域の小学校や中学校が避難所に指定されることは珍しくはないが、こうして一句にされると思わぬ発見に気づかされる。「梅雨夕焼」に安堵感を覚える一句である。(Midori)