i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サンタ・クローチェ教会(1)

2008年10月25日 | レッチェとバーリ

レッチェ・バロックのシンボル、サンタ・クローチェ教会の魅力は、
なんと言ってもそのファサードを飾る彫刻たちでしょう。


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特にバラ窓の周囲にほどこされた繊細な彫刻は、屋内のスタッコ細工であれば、
シチリアなどでも見ることができますが、屋外ではなかなか見ることができません。
また、バルコニーを支える動物たちの彫刻もユーモラスで、南イタリアらしい遊び心が感じられます。

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並びには、教会のファサードと見事に調和したデザインのレッチェ県の県庁があります。
この2つの建物が一体化して、空間全体をいっそう迫力あるものにしています。

081403 教会の内部は、これまたバロック風の彫刻で
 装飾されています。天井だけが木製の格子模様ですが、
 あとはまさに彫刻のオンパレードです。
 ここまで徹底されると、
 もう「まいりました」と言うしかないですね。

 アルベロベッロやマテーラといった世界遺産の街に押されて、
 ツアーなどではなかなか訪れることのない
 レッチェの街ですが、
 この教会は、プーリアを訪れる機会があれば、
 ぜひ自分の目で見てほしい場所のひとつです。


 
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青い空と白い迷宮を訪ねて
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発売日:2006-03

プーリアへ行く前に、
必ず読んでおきたい本です。
読むだけでワクワクした気分になれます。

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