カプリ地区をひとめぐりした後は、もう1つの“街”、アナカプリ地区へと向かいます。
バス乗り場はフニコラーレの駅から広い道をほんの少し西へ進んだところにあります。
ここからはアナカプリやマリーナ・ピッコラ行きのバスが出ています。
険しい道を行くため、車両はすべてミニバスで、20人も乗ればバスは満員です。
バスは走り出すとすぐに険しい崖っぷちの道を走っていきます。
すばらしい眺望が広がっているのですが、交通量がけっこう多いため、
車同士がすれ違うたびにひやひやして、なかなか車窓からの眺めに集中できません。
崖の下には、家々が小さく見え、その向こうに青い海が広がっているのですが、
一瞬だけ、崖の下のかなり近いところにすぐ海が見える場所があります。
とにかく海は青く、実際にカプリ島を訪れてはじめて
“カプリブルー”という言葉の意味が理解できた気がします。
バスは、アナカプリの中心であるヴィットリオ広場でも停車しますが、150mほど先のターミナル
(なんて立派なものではありませんが)まで乗ってみました。
ここからは、青の洞窟行きのバスが出ています。
洞窟に入れる日なら、このルートで行くはずだったのですが…。
ここが、アナカプリの中心にあたるヴィットリオ広場です。
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