ラヴェンナの見どころは、なんと言ってもモザイクで装飾された中世の教会の数々です。
サンタポリナーレ・イン・クラッセ教会も、もちろんその1つです。
この教会は、本当に緑豊かな場所にあります。
敷地には、後陣側の入り口から入ります。
内部は意外に広く、側廊に礼拝堂などがなく、窓が広くとられているため、明るい印象を受けます。
ファサードの裏にも、かってはモザイクがあったのでしょうか。今は石積みのままの素朴な姿です。
後陣のモザイクは、おごそかというよりはどこかのどかな雰囲気で、教会の周囲の景色と不思議にマッチしています。
身廊と側廊を分けるリズミカルに連続したアーチ。けっこう好きです。
週刊ユネスコ世界遺産 No.33 (ラヴェンナの初期キリスト教建造物群(イタリア) ルネサンス都市フェッラーラとポー川のデルタ地帯) |
|
株式会社講談社 |