i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

Castel dell`Ovo (卵城)

2010年02月05日 | ナポリ

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サンタ・ルチアの港から、海に突き出すように建っている城です。
時代とともに統治者が次々と変わったナポリには、
たくさんの「城(といってもアルプス以北のヨーロッパにあるそれとはまったく異なるものですが)」があります。
卵城はその中でも比較的古く、12世紀にノルマン朝によって建てられたものだそうです。

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名前の由来は「城を建てたときに土台に卵が埋め込まれ、
『卵が割れるとき、ナポリの街も滅びる』という呪いがかけられている」という言い伝えからきているそうです。
おそらく「この城が攻略されたときは、ナポリの街は外敵に占領されているだろう」
ということが言いたかったのでしょう。


現在、城の建物の内部を見学することはできませんが、外階段を通って屋上へと上って行くことはできます。

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階段を登り終え、Uターンしながらアーチをくぐると、そこはまるで中世の街の中のようです。

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ときおり建物のあいだから美しいナポリの風景が広がります。

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屋上に着くと、城壁には狭間が設けられ、大砲(レプリカ?)が城の守りを固めています。
屋上からメルジェリーナ方面を望む眺めは、ヴェスヴィオを望む眺めとはまた別の美しさです。

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