海洋国家として栄えたアマルフィは、
ヴェネツィアなどと同じように、街の正面玄関は海に面しています。
その入り口にあたるのが、このPorta della Marina (マリーナ門)です。
この門をくぐった先が旧市街です。
中世には、海からの襲撃に備えるために、海沿いの建物は城壁の役目も果たしていたんですね。
門の横には、マヨルカ焼のタイルでアマルフィ共和国の交易範囲が記されています。
こうしてみると、他のイタリアの海洋国家と同じように、
アマルフィも東方との交易で莫大な富を築いていたことがわかります。
それでは門をくぐって、旧市街へと向かいましょう。
門をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが、
建物の壁一面にディスプレイされた色あざやかなマヨルカ焼のおみやげ物です。
道の右側には、小さなジェラーテリアがあります。
大人気のこのお店には、いつもお客が並んでいます。
私たちもさっそくひとつ。
チョコラータとノッチョーラを南イタリアらしくブリオッシュにはさんでいただきます。
このお店には、結局3回も行ってしまいました。