サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂には、4世紀に建てられた頃の姿をとどめている美しい中庭があります。
私たちが訪れた時期には、ちょうどバラの花が咲いていました。
中庭は4つに区切られ、それぞれの中央にヤシの木が植えられています。
回廊の柱は一本一本が異なったデザインで、そのほとんどはモザイクで細かく装飾されています。
いわゆるコズマーティ様式ですね。
一本の柱でも、一列一列が少しずつちがった模様です。
回廊すべての柱を飾り付けるのに、どのくらいの時間がかかったのでしょうか。
昔の人たちはここの美しさに天国のイメージを重ね合わせていたのでしょうか。
リズミカルなアーチの上にもコズマーティ様式のモザイクがあります。アップの写真を撮ってくればよかった…。