Alpenroyal Ristorante(Alpenroyal Grand Hotel 内)
夕食はホテル内のリストランテでいただきます。スキーリゾートのど真ん中にあるこのホテルでは、
特に冬の夜にホテルから外出するのはかなりの気合が必要です。
それよりも、スパで冷えた体を暖めたあとに、
ミシュランやガンベロ・ロッソのお墨付きのリストランテで夕食を楽しもう、というのがまともな発想でしょう。
もっとも、私たちが滞在したのはいわゆるドロミティのシーズンオフのことでしたが…。
前菜の前菜がありました。温野菜とフルーツのビュッフェ。
いわゆるアンティパスティミストですが、ちょっと上品です。
そしてアンティパスト。
「ボイルして薄くスライスした鳥(アヒル?)の胸肉のバルサミコソースがけ、ワッフルコーンを添えて」
みたいな感じの料理です。
そしてこれもアンティパストだと思うのですが…あまり自信がありません。
「アーティチョークとしゃこにカリカリオニオン」みたいな感じです。
メニューのコピーをもらってくればよかった。
今度はプリモです。間違いなく「アスパラガスのスープ」です。
プリモがもう一品。クリームソースのラビオリです。サフランで色付けしてあります。
セコンドはサルティンボッカ風なんですが…子牛肉の上にのせてあるのは生ハムじゃなかったような…
クランベリーソースだったような…。ぜんぜんメニューの紹介になってませんね。
そしてこれまた「疑惑の?セコンド」です。
ほうれん草のフランなんですが、果たしてフランはセコンドなのか?
さらにコントルニのようにあわせてあるケッパーソースはどうやって食べたのか?
とにかくすべての料理がおいしかったことは間違いないのですが、オリジナリティにあふれていて、
素材や調理法、そして料理の名前が思い出せない!
しかもひんぱんにメニュー変更があって、ホームページで紹介されているメニューと、
ここで紹介しているメニューは全く別のものだったりするわけで…。
食事をいただいた場所は「ロッククライマーの部屋」で間違いなさそうです。
このリストランテで一番由緒正しい部屋です。
ドルチェは「チョコレートムースのバニラソースがけ」と、
これは「フルーツゼリー、ドライフルーツ添え」といえばいいのでしょうか。
でも、さりげなく黒トリュフなんかも添えてあったりして…。
で、シメはエスプレッソなんですが、チョコレートがさりげなく添えられてきたりして…。
普通ならこれだけでホテル代が吹っ飛びそうな満足度120%のディナーでした。