i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ポンテ・ヴェッキオ

2007年05月10日 | フィレンツェ

フィレンツェのシンボルといわれるものは、いくつか挙げることができますが、
ポンテ・ヴェッキオは間違いなくそのうちのひとつでしょう。アルノ川にかかるその独特の姿は、
フィレンツェの街の風景のアクセントになっています。

 

“ポンテ・ヴェッキオ”とは、日本語に訳すと「古い橋」という意味で、
文字通りフィレンツェで一番古くからある橋です。
第二次世界大戦中も、この橋だけはドイツ側も連合国側も爆破しようとはしませんでした。
橋の上には貴金属店が建ち並んでいるので、
通りを歩いているといつの間にか橋の上にいるような感覚があります。
橋の中央部分だけには、店がなくバルコニーのような場所があって、アルノ川の流れを眺めることができます。

店々のさらに上には“ヴァザーリの回廊”が通っています。
“ヴァザーリの回廊”とは、メディチ家がヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿の間を暗殺などのリスクなく
自由に行き来できるようにヴァザーリに作らせた通路のことで、今はギャラリーになっています。



ポンテ・ヴェッキオの上からアルノ川を眺めると、またアルノ川沿いの道からポンテ・ヴェッキオを眺めると、
私は「ああ、自分は今フィレンツェにいるんだなぁ」と実感します。
特に夕方ポンテ・ヴェッキオ越しに見る夕日と、夜のライトアップされた姿は、大好きな風景のひとつです。

皆さんも、フィレンツェを訪れたときにはぜひ、ポンテ・ヴェッキオの夜景を楽しんでください。

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