モンティ地区のメインストリートの坂道をずっと上った西のはずれに、
トゥルッリ風の教会が建っています。これがサンタントニオ教会です。
建てられたのは意外に新しく、まだ100年たっていないそうです。
内装も少し前衛的?な雰囲気で、外観も含めて、伝統的なイタリアの教会とは一線を画しています。それにしても、アルベルベッロでパドヴァの聖アントニオ?
聖フランチェスコといい、聖アントニオといい、
フランチェスコ会の聖人をいただく教会が
南イタリアのあちこちに建てられているのに出会うと、
つつましいながらも懸命に暮らしていた人々が、
清貧を守り通したフランチェスコに共感していたのだろうな…
と勝手に想像してしまうのでした。