i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

レッチェのドゥオーモ

2008年11月06日 | レッチェとバーリ

082603 ドゥオーモ広場の南東の角、
 ちょうど広場の入り口から真正面に見える場所に、
 レッチェのドゥオーモがあります。

 鐘楼は、ちょうどランドマークのような役割を果たしていて、
 入り口のわかりにくいドゥオーモ広場へたどり着くための
 大切な道しるべです。

 北側の側廊に入り口があり、
 サンタ・クローチェ教会のように派手ではありませんが、
 典型的なレッチェ・バロック様式で装飾されています。
 入り口の真上にはバルコニーが設けられ、
 そのまた上に司教の衣装をまとった聖オロンツォが立っています。
 (聖オロンツォの立っている部分はいわゆる“ハリボテ”で、
 裏側には建物自体はありません。)

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ここまで「北側の入り口」という書き方をあえてしているのは、
実はレッチェのドゥオーモの正式なファサードは、この入り口とは別に、ちゃんと西側にあるからです。

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しかし、このファサードはあまり使われてこなかったようで、
明らかに北側の入り口のほうが立派なつくりになっています。

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主祭壇からアプシスにかけては修復中だったため、部分的な印象ですが、
内部は意外にもすっきりしたつくりです。
しかし、側廊にある一つ一つの礼拝堂などを見ると、やっぱりバロックらしく派手に飾られています。

サンタ・クローチェ教会に主役を奪われている感のあるレッチェのドゥオーモですが、
なかなかどうして、しっかりと存在感を示しています。

VELTRA


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