カターニアの旧市街を東西に走るガリバルディ通りのドゥオーモ近くに、
交差点に面した建物の角を切り取ってできた広い空間があります。
ここがマッツィーニ広場です。広場というよりは見通しのいい交差点といった感じですが…。
4つの建物はそれぞれデザインが異なりますが、どの建物にも全く同じデザインの柱廊があります。
この建物はPalazzo Gagliani(北西の角)。
ここにもありました、カターニアの溶岩が使われている建物。
この建物はPalazzo Scammacca(北東の角)。
こちらはPalazzo Asmundo Gisira(南東の角)。
お客が来ないのでしょうか、トラットリアのカメリエーラがさかんに客の呼び込みをしていました。
そして最後にPalazzo Peratoner(南西の角)です。
広場のすぐ先、ガリバルディ通りのつきあたりには、ドゥオーモのファサードが見えています。
それにしても、ガリバルディ通り、マッツィーニ広場という名前から想像すると、
今のような姿になったのは19世紀になってからなのでしょうか。
ちなみにカヴールの名前のついた場所はカターニアには見つけられませんでした。
やっぱりシチリアでは人気ないのかな、カヴール。